1954年、田﨑俊作により「田崎真珠」として創業。
TASAKI(タサキ)は日本のジュエリーブランド。真珠の加工販売を行うブランドとしては、品質・技術ともに世界のトップクラスの実力。コレクション・ライン、シ―ズナル・ライン、ブライダルの3つの柱で展開。
自社の真珠養殖場を所有するとともに、ダイヤモンドの高度な自社研磨技術を誇る。
真珠養殖業から始まった丹精込めた真珠づくりの精神は、TASAKIブランドの遺産として受け継がれ、1970年には世界初のマベ貝人口採苗に成功、また、全国真珠品評会の最高賞である農林水産大臣賞を通算7回受賞するなど、国内外で高い評価を得る。
1954年、田﨑俊作により創業。
1994年、世界最大手のダイヤモンド原石供給元であるデ・ビアスグループ(DTC)より「サイトホルダー」を獲得。サイトホルダーとは、DTCから直接原石を取引できる資格で、その取得には厳しい審査基準が設けられている。
2009年、ブランド創業から半世紀を経て、ブランド名をこれまでの「田崎真珠」から「TASAKI」に変更し、ブランドを一新。同年、クリエイティブディレクターに、ニューヨークのファッションブランド「タクーン(THAKOON)」のデザイナーであるタクーン・パニクガル(Thakoon Panichgul)を起用する。
2010年4月、銀座本店のリニューアルオープンを皮切りに、本格的に新ブランドTASAKIとして始動。
2011年2月、自社開発の新オリジナル素材として、より肌に近いピンクゴールドの「SAKURAゴールド」を発表。4月より、国内唯一のサイトホルダーとして、ダイヤモンドプロジェクト「Timeless Message」(原石にフォーカスしたダイヤモンドの新しい価値提案)を推進する。
2015年、ブランド初の高級時計コレクション「TASAKI タイムピーシーズ」発表。
2017年、TASAKIの新たなクリエイティブ ディレクターとして、NYを拠点に活躍するプラバル・グルン(Prabal Gurung)が就任。
2017年、アーカーを買収。
2019年、欧州発の旗艦店をロンドンに出店。
プラバル・グルン(Prabal Gurung)は、シンガポール生まれ、ネパールのカトマンズ育ち。ニューデリーでデザインのキャリアをスタートして後、ニューヨークに渡り、パーソンズで学ぶ。卒業後は、シンシア ローリーのデザイナーとしてキャリアを積む。その後、伝説的なブランドビル ブラス(Bill Blass)のデザインディレクターに就任。
5年間デザイン ディレクターを務めた後、2009年、自身の名を冠したコレクションをスタート。「プラバル グルン(PRABAL GURUNG)」を立ち上げる。品質を重視し、クリエイティブなデザインは、ミシェル・オバマ元アメリカ合衆国前大統領夫人やキャサリン妃をはじめ支持されている。CFDAのウィメンズウェア部門を受賞。