soe(ソーイ)の2014-15年秋冬コレクションは、1970年代に発行されたジェフ・ウィニングハム(Geoff Winningham)のドキュメンタリー写真集『Rites of Fall: High School Football in Texas』からインスピレーションを受けている。
写真集の舞台は今でも続く、テキサスのハイスクールでのアメリカンフットボールの祭典だが、当時は黒人と白人に分かれてチームを組み、対戦していた。コレクションでは、この写真集の主役である学生たちからヒント得たワードローブが、モダンにアレンジされている。
ここ数シーズン、パンツはレングスを短めにし、ソックスを出すのがトレンドだったが、soeは秋冬でパンツ丈を長めにとって裾に溜める履き方を提案している。トップスにはハリ感のあるシルエットで短めの丈のプルオーバーを合わせて。ハイテク感のあるテーパードパンツや上品なウールフランネルで作ったスウェットタイプのパンツなどは、スポーツテイストでありながら小奇麗に着られる。
アメフト柄のコーチジャケットやノートのはじに鉛筆でいたずら書きしたようなグラフィックのプリントスウェットなど、チャーミングなイラストも。チャンピオンのスウェットは、US仕様のビッグシルエットなのもポイント。
別注のアイテムとしては、「Big Sandy Midland」と刺しゅうを入れたスクーカム(SKOOKUM)のスタジャンや、サンダーズ(SANDERS)の矢印ステッチのシューズ、Lee(リー)のトラウザーが登場している。