ラムロフ(Lamrof)は、2024年春夏コレクションの新作ウェアを2024年2月中旬より順次発売。
ラムロフは、2022年秋冬シーズンよりスタートした日本発のブランド。「正装を思想的に対極に着る」というコンセプトを掲げ、過去から現在に至るまでのアフリカ系アメリカンの歴史と文化への敬意を込めたコレクションを展開している。
そんなラムロフの2024年春夏シーズンは、アメリカのバンド、スライ&ザ・ファミリー・ストーン(SLY & The Family Stone)が、1971年に発表した名盤のタイトル『There‘s a Riot Goin‘On(暴動)』がテーマ。1971年にアメリカのシンガー、マーヴィン・ゲイ(Marvin Gaye)が発表した名盤『What's Going on(ホワッツ・ゴーイン・オン)』のアンサーソングとして発表された1曲だ。当時のアメリカが大きく変動した時代背景を比喩した同曲を、今も尚変わり続ける現代社会への比喩として、ラムロフならではの解釈で表現しウェアに落とし込んだ。
「ドッキングショートタキシード(Docking short Tuxedo)」は、着丈をウエスト上に設定したショート丈のジャケット。歩くたびに揺れ動くアームホール下のフリンジが、まるでステージ上でパフォーマンスするミュージシャンを思わせる。また、スライ&ザ・ファミリー・ストーンの楽曲「エヴリデイ・ピープル(Everyday People)」の歌詞をあしらった大振りのラペルは取り外し可能なため、ノーカラージャケットとしても着用できる。
2023年春夏コレクションで人気を博した、オーバーサイズ&緩やかに広がる袖が特徴の「アミアートカーディガン(Ami art cardigan)」。24年春夏は、ミッドセンチュリー期のアートから着想した、3種類のタイダイ柄を配した。網目の大きいメッシュ素材のため、真夏でもTシャツの上から着用できる。
「ジャスト ライク ア ベイビーシャツ(Just like a baby shirt)」には、細かくタックが入った特殊な生地を採用。袖、襟元、胸から光沢感のある3色の紐を垂らし、ジャケット同様、“動き”を加えた。袖や裾、胸ポケットを立ち切り仕様にしているのもデザインのポイントだ。
また、シャツとセットアップで着用できる、セミフレアシルエットのパンツも用意。シャツの袖や裾とリンクするよう、パンツのサイドを断ち切り仕様に仕立てている。腰には、生地と同素材の長めのベルトが付属する。
春夏シーズンにぴったりなTシャツは、ダメージ加工を施すことで、まるでヴィンテージのようなルックスに。フロントには、「What's Going on?」という問いかけに、「There‘s a Riot Goin‘On」と応えるように配置。ラムロフの発信する24年春夏のシーズンテーマを感じられる1着に仕上がっている。
【詳細】
ラムロフ 2024年春夏
発売時期:2024年2月中旬~順次
展開店舗:ラムロフ 取扱店舗、ハンモック 岐阜、他
※取扱アイテムは店舗によって異なる。
価格:
・ドッキングショートタキシード 83,600円
・アミアートカーディガン 48,400円
・ジャスト ライク ア ベイビー シャツ 38,500円、パンツ 40,700円
・ブラックアンサーソングT 18,700円