2016年にフランス・パリで立ち上げられた、バッグや財布、ジュエリーなどを展開するレザーグッズブランド、ポレーヌ(Polène)。本記事ではポレーヌの魅力について、定番や2024年春夏新作バッグ、さらには2023年9月にオープンした「ポレーヌ 表参道」にも触れつつ紹介する。
ポレーヌは、バッグをはじめレザーアクセサリーやレザーインテリアなどを展開するレザーグッズブランド。2023年9月にアジア初の旗艦店を東京・表参道にオープンしたことも記憶に新しい。2024年6月には東京に続くアジア2店舗目のブティックとして、韓国・ソウルにオープンし、デビューして間もないにも関わらず世界中で人気ブランドとしての地位を確立した。
ポレーヌのアイテムに使用されるレザーは、認証を受けたイタリアとスペインのタンナーのみから供給される革を使用しているのがポイント。またスペインの皮産業で有名な街・ウブリケにアトリエを構え、職人たちが手作業で1つずつバッグやレザーグッズを製作している。
そんなポレーヌが生み出すバッグの魅力は、大胆でクラシカルなライン使いと、流れるような曲線美を特徴とするシルエット、しなやかな革使い、彫刻的なデザイン。熟練の職人たちの手作業により、洗練されたフォルムのバッグが勢揃いする。
ここからは、ポレーヌの定番バッグを紹介。まずはじめに、ポレーヌが初めてデザインしたバッグ「ヌメロ・アン(Numéro Un)」に注目。フラップ下部に手縫いで固定したプリーツと、左右の柔らかな曲線が魅力のシグニチャーモデルだ。ハンドバッグ、ショルダーバッグ、クロスボディバッグとして使用できる3WAY仕様となっている。キャメルやローズ、ブラックなど、豊富なカラーバリエーションの中から好みのカラーを選ぶことができる。
「ヌメロ・セット ミニ(Numéro Sept Mini)」は、角ばったフラップなど直線的なシルエットが特徴的。ポレーヌの刻印を施したリング状の留め具や、トップハンドル、長さの調節が可能なショルダーストラップを配している。イギリス王室・キャサリン皇太子妃が愛用していることでも知られる。こちらも、ポレーヌらしい柔らかな色合いのチョークやトープといった豊富なカラーバリエーションを用意する。
乗馬用馬具に着想を得た、丸みを帯びたハーフムーン型バッグ「ヌメロ・ディス(Numéro Dix)」では、ボディの色とのコントラストが際立つ手縫いステッチを配したモデルに注目。肩掛け、斜め掛けなど、2種類のショルダーストラップの長さを変えることで、その日の気分やスタイルに合わせた使用が可能だ。
2024年3月に発売された「モッキ(Mokki)」は、フィンランド語で小屋を意味するネーミングの通り、“小さな家”が着想源。まるで小屋のようなフラップとフレアなフォルムに仕上げている。バッグの底には、小石型の金具を施しており、ポレーヌが大事にする自然へのリスペクトも体現されている。カラーは、チョーク、トープ、キャメル、ブラック、エボニーの5色を取り揃える。
2024年新作として、アロエカラーが各モデルより登場。「ヌメロ・ディス」や「ヌメロ・アン・ナノ」、ドレープのように仕立てられたフォルムのバッグ「ヌメロ・ヌフ・ミニ」が、柔らかく目を惹くアロエカラーに彩られる。