電子音楽作曲家・アーティストの池田亮司が、2014年12月21日(日)、単独公演をラフォーレミュージアム原宿にて行うことが決定した。
池田亮司は、音響メディアと視覚メディアを横断する、世界でも数少ないアーティストの1人だ。音そのものが持つ本質的な特性と、映像の本質的な特性としての光を、数学的精度と、美学の両面で追求する。そんな彼による今回の単独公演は、クリエイティブ・シーンの最前線を紹介するパフォーマンス・イベント『HARAJUKU PERFORMANCE+』の第8回として行われる。
上演されるのは、自身を代表する2つのパフォーマンス作品。そのうちのひとつ『datamatics [ver. 2.0]』は、2006年から展開してきたアートプロジェクト『datamatics』の中で生まれたもの。現代社会に広がる不可視なデータを知覚することをテーマとした、一連のプロジェクトの中でも集大成というべき作品だ。
そしてもうひとつの作品が『supercodex [live set]』。0と1という最小単位に還元された世界から、0と1の重ね合わせの状態が存在する量子的な世界へ。2010年から開始された『supercodex』は、そうして思考の対象を広げることで、さらなる表現の深化を実現したプロジェクトとして知られている。当日はその世界観を、視覚と聴覚を通して、十分に堪能できる一夜となるだろう。
【開催情報】
HARAJUKU PERFORMANCE + 2014
RYOJI IKEDA ONE DAY LIVE
datamatics [ver.2.0], Supercodex [live set]
公演日:2014年12月21日(日)
会場:ラフォーレミュージアム原宿
住所:東京都渋谷区神宮前1丁目11番6号 ラフォーレ原宿6階
■datamatics [ver. 2.0](シアタースタイル)
開場 16:30、開演 17:00
■supercodex [live set](スタンディング)
開場 19:00、開演19:30
入場料:1プログラムのみ 前売3,000円(税込)/当日3,500円(税込)、2プログラム通し券 前売・当日とも5,000円(税込)
前売券:チケットぴあ、e+(イープラス)、ローソンチケットにて10月28日(火)より発売
【問い合わせ先】
ラフォーレ原宿
03-3475-0411