ホリー フルトン(HOLLY FULTON)がロンドン・ファッション・ウィークにて、2011年春夏コレクションを発表した。
今期のテーマは「HOLLY SAYS RELAX」。退屈な都会から逃れて出かける、リゾート地へのクルーズからのインスピレーション。ミューズはグラマラスな英国人女優、ジョーン・コリンズ(Joan Collins)。モナコやエジプト、ブラジル、ハリウッドの熱気や快楽主義を彷彿とさせるコレクションは、60年代のクルーズウェアをモダンに生まれ変わらせたよう。キーワードはコンテンポラリーとリラックスしたラグジュアリー。
シックなリゾート風のフレアパンツやフレアスカート、ストレートパターンのシフトドレス、ジャージーのガウン等リラックスしたシルエットに、ホリー フルトンならではの強烈なグラフィックデザインとデコレーションが融合。ファーストルックのスカートには、黒のダイナミックなフリンジが摩天楼を挟み込んでいる。グラフィカルにアレンジされたアールデコ風のトライバル柄、レザーのドレスやスカートに施された古代壁画のようなレザーカットがエキゾチック。
ランバンのアクセサリー制作などホリー フルトンを有名にした、パワフルでコンテンポラリーなアクセサリーは今期も圧巻。木やガラス、クリスタルに革やスタッズで味付けして、さらに印象的に仕上がった。様々なデザインのバッグも登場。服とおそろいの柄の小さいトランク型バニティーケースが、リゾート気分を盛り上げていた。