マッキントッシュ×ハイク(MACKINTOSH×HYKE) 2015-16年秋冬コレクションが発表された。
2014年秋冬コレクションから始まり、今回で3シーズン目となる本コラボレーション。190年以上同じ製法を守り続けるマッキントッシュと、"遺産と進化”をコンセプトに掲げるハイクが互いのクリエイションに共鳴したコレクションは、他にはない魅力を放っている。
ブラックとベージュ、枯れ木の模様で統一されたワードローブ。素材には、米国のリアルツリー社が展開する“APカモ”を採用した。裏起毛やジップ、袖口のリブといったディテールからは、機能性に配慮したデザインが散見できる。
スタンドカラーのコートは、肩口の柔らかな曲線から、少し長めの袖が美しい。プレーンで滑らかなボディと構築的な襟、ナチュラルに落ちる袖のハーモニーが絶妙で、見るものを釘付けにする魅力がある。
大ぶりなポンチョのようなアウターには、スリムなリブパンツでボリュームの操作を。シンメトリーにデザインされており、彫刻のような計画された美を放ちながら、動いた時の布のなびきを想像できそうな流線が印象的だ。