アウラ(AULA)の2015-16年秋冬コレクションのテーマは、「Kaleidoscope(万華鏡)」。動かすたびに輝きが変化し、二度と同じ形を成さない、“瞬間と永遠”が共存する世界をワードローブに落とし込んだ。
レザーやファーボンディング、オパールプリントをパッチワークなどの手法を通して描き出すことで、万華鏡の多面体を表現。一瞬の輝きを表すために、ビジューを効果的に取り入れているルックも登場した。
ウェアそれぞれのフォルムにも細心の心遣いが。立体的な構造を保つためにパターンにこだわっているものや、素材感と丈感で、全身のバランスを美しく魅せる配慮が、随所に見られるコーディネートが並んでいる。
日本のブランドらしい、繊細なタッチのデザインでありながらも、輝きを表す箔の使い方など、チャレンジングな部分も兼ね備えているアウラ。万華鏡というテーマで、ブランド名の「AULA(輝き)」を示しているようだ。