三原康裕よる「ブルーレーベル・クレストブリッジ」(BLUE LABEL CRESTBRIDGE)と「ブラックレーベル クレストブリッジ(BLACK LABEL CRESTBRIDGE)」が、2016-17年秋冬コレクションを2016年4月18日(月)に発表した。
会場は、小雨がぱらつく六本木ヒルズアリーナ。「THE BAWDIES」をゲストに迎え、ライブパフォーマンスとともに最新ルックを披露した。
3シーズン目を迎える今季は、これまでよりもスタンダードを意識。三原自身が着たいと思えるものに近づけたというメンズウェアは、スーツやジャケットを基軸に。英国ヘリテージをベースに、柄入りニットやフーディなどを交差させて、シックな中に遊びを効かせる。
ウィメンズウェアは、「ツイッギー」をアイコンにとことんガーリーに仕上げた。ウエストラインを高くしたワンピースや優雅なフレアラインを描くミニドレスには、カラータイツやポンチョ、ベレー帽をあわせて、少女性を追求する。
一方で、ほんのり香るストリートの要素もポイント。ボトムスはクロップド丈に設定され、裾からカラーソックスをのぞかせて。アウターラインからは、ドロップドショルダーのロングコートやライダースジャケット、スタジャンなども登場し、モダンさを意識させた。
ブランドを代表する“クレストブリッジチェック”は昨シーズンに比べ170~200%拡大され、より存在感をアピール。ビビットなレッドやイエローの差し色とともに、コレクション全体に躍動感を与えた。
ショー終了後には「このブランドはトレンド要素は強みではない、‟変わらないところ”に強さがある。」とコメント。また、“クレストブリッジチェック”に対しては「日本ブランドでこんな風に、一目みてこのブランドだと認知されるものは他にあるのかな」と、ブランドへの愛を深めている様子を見せた。