9月27日のパリファッションウィークにて、ティミスター(Thimister)の2012年春夏コレクションが発表された。
パリ市内にあるガレージが会場となり、ノイズまじりのクラシック音楽と共にショーが始まった。 カラーパレットは白、黒、ブラウン、グレーや生成りなどのシックなカラー。 シルクや綿、麻、レザーなどの天然素材のドレスやジャケット、パンツは異素材のコントラストが美しく、甲冑のようなレザーのコルセットや、小さなバッグが取り付けられたベルトでハードなスタイリングがポイント。
生地に施されたしわ加工やむら染め、ほつれたニットがヴィンテージの趣きで、中世のロマンティックな雰囲気が漂う。床に届くほど丈の長いドレスや、片脚だけショートパンツになったロングスカートなど、エキセントリックなアイテムも目を惹く、刺激的なコレクション。