モトナリ オノ(motonari ono)が、2011年10月17日に2012年春夏コレクションを発表した。パリのムーランルージュのようなナイトクラブをイメージした舞台には赤いカーテンがかけられ、映画「ムーランルージュ」の幻想的な音楽をバックにモデル達が登場しショーがスタート。
モトナリオノならではの妖艶なレース、フリル、ベロア、サテンを多用しながら、今季はよりセクシーで大人な世界を表現。ファーストルックは黒のレースのキャミソールに赤いミニスカート、足元は赤いベルベッドのサンダル。続いて登場した、真っ赤なサテンのガウン風コートの下はレースのランジェリーのみというスタイルや、レースのボディースーツとガーターストッキング姿の上に黒のジャケットを羽織っただけという、セクシーで妖艶なスタイルにどきっとさせられる。レースのトップスに合わせたフリンジスカートは、キャバレーのダンサーのよう。パステルカラーのジャカードニットにもレースでラグジュアリーに彩った。
オリジナルプリントはアネモネとペイズリーモチーフが組み合わさって春らしく華やか。バイカージャケットをアレンジしたミニワンピースや金のパイピングがポイントのトレンチ風ワンピースなど、夜のパリを颯爽と歩く女性のようなクールなスタイルも登場した。
フィナーレではデザイナーの小野原誠(オノ・モトナリ)も蝶ネクタイでナイトクラブの支配人風スタイルで登場。1年ぶりの、しかも前回より大きな規模でのショーの成功を、モデル達と満面の笑みで祝福した。