2011年11月17日にYUMA KOSHINO(ユマ コシノ) の2012年春夏コレクションが発表された。「Blooming Air」と題され、ブルーを基調とした花柄のサテンドレスによって幕を開けた今回のコレクション。
まず、ブルーやパープル、オレンジやイエローといったはっきりとした色合いのルックが続々と登場。シルエットはアイライン、スカート丈は膝上のものが多く、サーモンピンクのドレスは60年代の雰囲気も感じられる。花びらを転写プリントしたドレスは、その鮮やかなカラーと、歩くたびにふわりと揺れるスリーブの軽やかさによって、女性の強さとしなやかさを表現していた。
コットンやサテンのドレスにラメニットを合わせることで素材のコントラストを強調。カラフルなジャケットと細身のパンツのコーディネートは、デイリーにも取り入れられそうだ。
終盤には、それまでのフラワーや水面をイメージさせるようなプリントのアイテムとは一味違う、純白のレースのドレスが登場。ハンドメイドならではの柔らかい風合いときらびやかなアクセサリーによって一際華やかな印象を与えていた。しなやかで力強い花々のエネルギーを存分に感じ取れるコレクションに仕上がった。