2011年11月12日、「2011 Tokyo新人デザイナーファッション大賞」のアマチュア部門最終審査とプロ部門デザイナーによるジョイントショーが開催された。
「Tokyo新人デザイナーファッション大賞」は、繊維ファッション産学協議会が日本ファッション教育振興協会と東京都との共催で開催する、産・官・学の3者共同で若手デザイナーの発掘・育成に取り組むプロジェクト。アマチュア部門では世界30カ国と地域から応募があったデザイン画約1万点から選ばれた30点の作品が実物の服に仕立てられショー形式で審査が行われた。審査員はATSURO TAYAMAの田山淳朗、matohuの関口真希子と堀畑裕之など。
大賞受賞者には、賞金50万円、文化ファッションインキュベーションの1年間の使用権、文部科学大臣賞、エールフランス賞(東京パリの往復券)が与えられる。その他、優秀賞1名(賞金30万円)、秀作賞5名(賞金10万円)が選出された。それではTokyo新人デザイナーファッション大賞アマチュア部門にて発表された作品をご紹介。
左)大賞・文部科学大臣賞・エールフランス賞 富原吏輝 - 杉野服飾大学卒
右) 優秀賞 武藤恵 - 文化服装学院
左)秀作賞 チェンポンプ(台湾) Shin Chien University
中央)秀作賞 佐野このみ 愛知文化服装専門学校
右)秀作賞 塚原達也 神戸ファッション専門学校
左)秀作賞 パクミヨン Samsung Art & Design Institue 卒
中央)秀作賞 佐藤雄介 大阪モード学園
右) 大賞を受賞した富原吏輝
また、プロ部門ではminä perhonenの皆川明、東京ファッションデザイナー協議会議長の大塚 陽子などが審査員となり、最終審査の結果10名が選出された。支援対象となるデザイナーは次の通り。
ミハイル・ギニス(aptform)、上榁 むねのり(uemulo munenoli)、木村晶彦(LOKITHO)、天津 憂(A DEGREE FAHRENHEIT)、小野原誠(motonari ono)、鈴木泰弘(RIVORA)、長谷川貞昌(ガッツダイナマイトキャバレーズ)、新居幸治/新居洋子(Eatable of Many Orders)、太田雅貴(ohta)、山本昌義(KAWALA)。
東京都知事賞にはミハイル・ギニスが選出されている。