ロエベ初の大型展覧会「ロエベ クラフテッド・ワールド展 クラフトが紡ぐ世界」が2025年3月29日(土)から5月11日(日)まで、東京・原宿にて開催される。入場は事前予約制。
「ロエベ クラフテッド・ワールド展 クラフトが紡ぐ世界」は、ロエベのファッションに対する前衛的なアプローチと、世代を超えて受け継がれるクラフトの文化を紹介する展覧会。2024年の上海での開催を皮切りに、世界を巡回している展覧会だ。
「ロエベ クラフテッド・ワールド展 クラフトが紡ぐ世界」では、1846年にレザー職人が集う工房としてロエベが創業してから世界的なファッションブランドになるまでの、179年にわたる進化の歴史を様々なプロダクトやアート作品を通して辿っていく。会場では、ロエベの拠点であるスペインの風景と音を感じながら、ランウェイで披露されたアイコニックなロエベのデザインや、コラボレーションアイテムの数々を直に目にすることができる。なお、会場のデザインは、建築設計事務所の「OMA」が手掛ける。
例えば、ロエベ 2024年秋冬ウィメンズコレクションにて披露されたアスパラガスのクラッチバッグやメロンのクラッチバッグは、職人技の光る精巧な作りとロエベならではのアートな遊び心を感じられるピース。
また、ロエベ 2022年秋冬ウィメンズコレクションが着想源となっているビヨンセの衣装や、2024年のメットガラにて女優のテイラー・ラッセルが着用したロエベのカスタムウェアなども、会場にて展示される。
インタラクティブな部屋では、ロエベにインスピレーションを与えた想像力の世界へと没入できる空間を用意。ロエベとタッグを組み、『千と千尋の神隠し』のカプセルコレクションや『となりのトトロ』のアイテムを展開したスタジオジブリや、これまで3度にわたってコラボレーションしてきた陶芸ユニット「スナ・フジタ」の織りなす世界観を楽しめる。
さらに、東京での開催を祝してロエベと日本の作家とのコラボレーションや文化プロジェクトを紹介する特別展示も登場。会場では、「ロエベ財団 クラフトプライズ」のファイナリストである四代田辺竹雲斎と渡部萌、2019年の大賞受賞者である石塚源太、そしてミラノサローネ国際家具見本市の展示でコラボレーションをおこなったARKO、松本破風、米澤二郎といった作家たちの作品を展示する。
加えて、京都で400年以上にわたり茶の湯釜を作り続けてきた、大西家のドキュメンタリー映像を上映。16代 大西清右衛門が手掛けた「四方覆垂釜」と合わせて、鑑賞することができる。
【詳細】
展覧会「ロエベ クラフテッド・ワールド展 クラフトが紡ぐ世界」
開催期間:2025年3月29日(土)~5月11日(日)
時間:9:00~20:00(最終入場時間 19:00)
住所:東京都渋⾕区神宮前6-35-6
※入場無料(予約制)