ヒルトンの最上級ラグジュアリーホテルブランド「ウォルドーフ・アストリア」が関西初進出。大阪・梅田の大規模再開発「グラングリーン大阪」により、2025年度上期に開業予定だ。
JR大阪駅をはじめとした7駅13路線が利用可能で、大阪の中でも抜群のアクセス性を誇る大阪・梅田エリアの再開発「グラングリーン大阪」。新たな駅も誕生予定となっており、今後さらなる注目をあびるエリアとして見込まれており、南街区と北街区の2つに大きく分けられ、それぞれに商業、ホテル、オフィスなどを設ける。
エリア内に誕生するホテルは3つ。そのうちの2つはオリックス不動産とヒルトンの運営委託契約のもと進められる。
3つのうち最も注目したい「ウォルドーフ・アストリア」は、ヒルトンの最上級ラグジュアリーホテルブランド。うめきた2期地区での開業は関西初進出となり、2026年には東京・日本橋においても開業予定となっている。
南街区の賃貸棟・西棟の2階および28階~38階に位置し、50平米を中心とする252室の客室を完備。ウォルドーフ・アストリアの象徴であるラグジュアリーなラウンジ&バー「ピーコック・アレー」をはじめ、レストラン、フィットネス、スパ、屋内プール、チャペル、ライブラリー・ラウンジ、宴会場、会議室などが備えられる予定だ。
パーソナルなサービスと食への追求とこだわりを約束する「ウォルドーフ・アストリア」では、予約からチェックアウトをするまで極上のひとときを過ごすことができる。
北街区賃貸棟の10階~25階に位置するのが、オリックス不動産とヒルトンによるもうひとつのホテル「キャノピーby ヒルトン大阪梅田」。32平米を中心とする308室の客室を擁するライフスタイルホテルだ。ブランドの象徴となる「キャノピー・セントラル」は、フロントやラウンジなどのほかにレストラン、ルーフ・トップバーも兼ね備えている。
そのほか、シャワールームを完備する「トランスファー・ラウンジ」、フィットネス、会議室も設備予定となっており、1階には、公園に面するカフェも併設される。「キャノピーby ヒルトン大阪梅田」は、3つのホテルのうち1番早く、まちびらきと同時期となる2024年度上期には開業の予定だ。
なお、阪急阪神ホテルズが展開するアップスケールホテルは現状名称未定で、2024年度下期に開業の見込み。南街区賃貸棟・東棟の5階~28階に位置し、23平米を中心とする482室の客室に加えて、レストラン、バー、フィットネスを設置予定となっている。
【詳細】
■ウォルドーフ・アストリア大阪
開業予定時期:2025年度上期
所在地:大阪駅北大深西地区 土地区画整理事業区域内(南街区賃貸棟・西棟)
※住居表示未定
延床面積:約33,090㎡
客室数:252室
付帯設備:オールデイダイニングレストラン、スペシャリティレストラン、ラウンジ&バー、シグネチャー・バー、宴会場、会議室、チャペル、ライブラリー・ラウンジ、屋内プール、フィットネス、スパ等
■キャノピーby ヒルトン大阪梅田
開業予定時期:2024年度上期
所在地:大阪駅北大深西地区 土地区画整理事業区域内(北街区賃貸棟)
※住居表示未定
延床面積:約20,220㎡
客室数:308室
付帯設備:キャノピー・セントラル、カフェ、会議室、トランスファー・ラウンジ、フィットネス等
■アップスケールホテル(名称未定)
開業予定時期:2024年度下期
所在地:大阪駅北大深西地区 土地区画整理事業区域内(南街区賃貸棟・東棟)
※住居表示未定
延床面積:約21,740㎡
客室数:482室
付帯設備:レストラン、バー、ラウンジ、フィットネス等
■グラングリーン大阪
計画地:大阪駅北大深西地区 土地区画整理事業区域内
敷地面積:約91,150㎡
※都市公園:敷地面積 約 45,000㎡
・南街区賃貸棟
階数:西棟 地上39階/地下3階、東棟 地上28階/地下3階
・北街区賃貸棟
階数:地上26階/地下3階
・南街区分譲棟
階数:地上51階/地下2階
・北街区分譲棟
階数:地上46階