大阪北区梅田周辺の大規模再開発により、「グラングリーン大阪(GRAND GREEN OSAKA)」が誕生。JR大阪駅周辺の商業施設「グランフロント大阪」「ルクア大阪(LUCUA osaka)」を含め、新たな大型複合ビル、JR大阪駅直結の大規模公園「うめきた公園(UMEKITA PARK)」などで構成される新たな街が、2024年9月6日(金)の一部先行まちびらきを経て、2027年春頃に全体開業となる。
「グラングリーン大阪」は、大阪駅前の貨物ヤード跡地にて進められている大規模複合開発により誕生。2013年に開業を迎えたグランフロント大阪を皮切りに「うめきたプロジェクト」がスタートし、その第2段階の開発プロジェクトとして、商業施設、ホテル、オフィス、都市公園などを設ける「グラングリーン大阪」のまちづくりが行われている。
「グラングリーン大阪」からは、JR大阪駅をはじめとした7駅13路線が利用可能。既存の大阪駅は、関西圏の主要鉄道を結ぶターミナル駅となる“新生”大阪駅となり、関西空港や大阪国際空港、新大阪駅へもアクセスしやすくなる。
日本国内のみならず世界からのアクセスも向上する「グラングリーン大阪」は、「自然と都市の融合」をテーマに、緑あふれる“都市公園”へ。「グラングリーン大阪」内は、南街区と北街区の2つに大きく分けられ、南館と北館、公園内施設で構成。それぞれに商業店舗、ホテル、オフィスなどがオープンする。
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南街区は、パークタワーとサウスタワー、ゲートタワーが立ち並び、整備される新駅と相まって“世界の交流拠点”となるようなエリアに。いずれも、多くの人が楽しめるレストランやショップを設けるほか、近隣の人々やオフィスワーカーが集えるような交流の場も創出する。
そのうち、パークタワーにはヒルトンの最上級ラグジュアリーホテルブランド「ウォルドーフ・アストリア」、“みどり”と融合する商業施設、総貸室面積約90,000㎡の大規模オフィス、国際集客や会議室を包括するMICEを整備する。
南街区のパークタワー2階および28階~38階に位置する「ウォルドーフ・アストリア大阪」では、50平米を中心とする252室の客室を完備。ウォルドーフ・アストリアの象徴であるラグジュアリーなラウンジ&バー「ピーコック・アレー」をはじめ、レストラン、フィットネス、スパ、屋内プール、チャペル、ライブラリー・ラウンジ、宴会場、会議室などが備えられる予定だ。
一方、サウスタワーには、通常のビジネスホテルとは一線を画したグレード感をもつ、阪急阪神ホテルズによるアップスケールホテル「ホテル阪急グランレスパイア大阪(Hotel Hankyu GRAN RESPIRE OSAKA)」、中規模オフィス、レジャーからウェルネスまでを対象とした都市型スパ「うめきた温泉 蓮 ウェルビーイングパーク(Wellbeing park)」、商業施設を備える。
南街区・南館の3階と4階にわたってオープン予定の「うめきた温泉 蓮 ウェルビーイングパーク」には、天然温泉をはじめとした温浴ゾーン、都市公園を一望できるインフィニティプールやジムなどが登場。屋内プールは、25メートル基準の本格フィットネスプールとなっており、日没後にはARによる映像を駆使した幻想的な空間を演出。まるでイルカや熱帯魚たちと海の中を泳いでいるかのような体験ができる映像が流れる。
開放的な吹き抜けが特徴の温浴ゾーンには、天然温泉をはじめ、マイクロナノバブルスパや高濃度炭酸泉など、多様な温浴設備を導入する。本格的なサウナや岩盤浴・溶岩浴エリアも併設されるので、都心で思う存分癒しの時間を過ごすことができる。
南街区・サウスタワーの5階~28階に位置する「ホテル阪急グランレスパイア大阪」は、全482室の客室を中心に、レストラン、バー、ラウンジ、フィットネスなどを設置する予定。“ナチュラルステイト(Natural State)”をデザインコンセプトとするホテルには、館内随所に豊かなグリーンが配されており、自然と安らぎを感じられる空間を形成する。
南街区の商業エリアには、世界各地で事業を展開しているシティガイド「タイムアウト」の編集者がキュレーションする、“食と文化”を体験できるフードマーケット「タイムアウトマーケット大阪」がアジア初進出。約3,000㎡のマーケット内には、厳選された15のレストランと2つのバーが開業。関西トップクラスのシェフによる料理や、受賞歴のあるミクストロジストによるカクテルに加え、大阪の新進気鋭のアーティストによるカルチャーやエンターテイメントも展開していく。