サウスタワーの3階と4階にわたる「うめきた温泉 蓮 ウェルビーイング パーク」には、温浴ゾーン、都市公園を一望できるインフィニティプールやジムなどが開業。旅館のような心地よい空間の大浴場では天然温泉をはじめ、「元気風呂」とも呼ばれる電気風呂や浮いているかのような感覚を楽しめるフローティングバスなど多様な温浴設備を導入する。6エリアから成る本格的なサウナや岩盤浴・溶岩浴エリアも併設されるので、思う存分癒しの時間を過ごすことができる。
屋内プールは、25メートル基準の本格フィットネスプール。日中は水中マシンを設置したアクアジムなどアクティブな水中運動をすることができる他、日没後には映像を駆使した幻想的な空間を楽しめる。
サウスタワーの5階~28階に位置する「ホテル阪急グランレスパイア大阪」は、全482室の客室を中心に、レストラン、バー、ラウンジ、フィットネスなどを設置する予定。“ナチュラルステイト(Natural State)”をデザインコンセプトとするホテルには、館内随所に豊かなグリーンが配されており、自然と安らぎを感じられる空間を形成する。
北街区では、四季を感じられる自然豊かな北公園やシンボル軸の銀杏並木が美しい景観のなか、グランフロント大阪のナレッジキャピタルと「グラングリーン大阪」の中核機能を繋ぐ役割を担う。街区メイン棟となる北館においては、ヒルトンによるもうひとつのホテル「キャノピーby ヒルトン大阪梅田」が開業するほか、商業施設、交流拠点となる中核機能施設「ジャム ベース(JAM BASE)」をオープンする。
ヒルトンの日本初進出ライフスタイルブランド「キャノピーbyヒルトン大阪梅田」は、北館・ノースタワーの1階、10階から25階に開業。53のスイートルームや19のコネクティングルーム含む全308の客室を有しており、オールデイダイニングレストラン「シーシー カーボンコピー(CC:CARBON COPY)」、バー&ラウンジ「ジャジャバー(!JAJA! BAR)」、公園に面するカフェ「ビーンゼア 梅田(Bean There, UMEDA)」も展開される。
「ジャム ベース」は、北街区賃貸棟の1階から9階をメイン拠点とし、多様な人々の交流を促す様々な空間を展開する。4階の会員制交流スペースを中心に、イベントなど多様な使い方のできるスペースや大階段、コワークスペース、キッチンスペース、バー、ギャラリー、屋上庭園などを整備。あえて様々な用途や機能を"ごちゃごちゃ"に配置することで、偶発的な出会いや刺激を得られる空間を目指す。
南街区と北街区の境にあたるJR大阪駅前には、大規模ターミナル駅直結としては世界最大級の規模となる約45,000㎡の都市公園「うめきた公園」が登場。
公園内は大きい道路で南北が分断されており、それを繋ぐ空中園路「ひらめきの道」が設けられる。また、地上部には「ステッププラザ」を設け、南北を一体化するだけでなく、道路と公園が連続するような空間を目指す。
南側のサウスパークは、「芝生広場」や「大屋根イベントスペース」を中心とした都市的な空間を設ける。特に噴水が特徴的な水景エリアでは、浅瀬のため水遊びを楽しめるほか、縁に腰かけて足を浸しのんびりと過ごすことが可能だ。
また北側のノースパークは緑豊かな自然を感じられる憩いの場所へ。緑とダイナミックな池・滝のある「うめきたの森」、南西入口部に位置する水景施設、日本の職人文化を感じられる石壁と滝で構成される。
「うめきた公園」内には、カフェやレストラン、ミュージアム、スポーツ系施設、都市公園やまちの情報発信・案内機能を備えた体験型のは情報発信スペースなど、利用者がより一層公園を楽しめるような施設も設ける。