園内には、カフェやレストラン、ミュージアム、スポーツ系施設、都市公園やまちの情報発信・案内機能を備えた体験型のは情報発信スペースなど、利用者がより一層公園を楽しめるような施設も設ける。
サウスパークの中心となる広大な芝生広場に隣接する大屋根イベントスペース「ロートハートスクエアうめきた(ROHTO HEART SQUARE UMEKITA)」では、シーズナルなイベントを開催予定。都市公園ならではの環境や空間を生かした日常的なコンテンツの誘致を行っていく。
うめきた公園・サウスパークを見渡せる立地に建つレストラン・ウェディング「ザ ジャクソン ガーデン(THE JACKSON GARDEN)」は、“セレブレーションガーデン(Celebration Garden)”がコンセプト。ケーキ4種とセイボリー4種をまるで宝石のように並べたボックススタイルのアフタヌーンティーや、日本初上陸のシャンパンなどを揃える。貸切ガーデンウェディングも叶うので、特別な時間を過ごせそう。
北館に設けた「ジャム ベース」のメイン拠点とは別でノースパークに開業する「ヴイエス(VS.)」は、特定のテーマやコレクションをもたず、テクノロジーとリベラルアーツ、伝統的な文化と新しい発想、国内外の多様な文化や取り組みを結びつけ、新しい体験を提供していく施設。施設の大部分は地下にあり、館内には広さの異なるA・B・C、3つのスタジオと、Vスペースと呼ばれる約560平方メートルの空間など合計1,400㎡もの展示空間を備えている。
目玉となるのは、天井高15mを誇る展示スタジオ。没入感のある映像体験やパフォーマンス、大型作品の展示などが叶う展示空間となっている。また、展示・イベントなどの利用も可能なホワイエを備えるほか、1階には世界トップクラスのコーヒーを提供するカフェがオープンする。
「ヴイエス(VS.)」の運営においては、神戸の「アトア」や吹田の「ニフレル」などの設計や運営を手がけたトータルメディア開発研究所と、グランフロント大阪ナレッジキャピタルの総合プロデューサーが代表を務める野村卓也事務所がタッグを組む。
「グラングリーン大阪」誕生に伴い、梅田のアクセスも飛躍的に向上させていく。2023年春、JR西日本が開業予定の「うめきた(大阪)地下駅」は、「関空特急はるか」などが停車し、関西圏の主要鉄道を結ぶ新たなターミナル駅となる。これにより、関西国際空港から新大阪駅へのアクセスが便利に。また、2031年春には「なにわ筋線」が開通することから、難波エリアへも接続され、今後ますます利便性が向上する。
さらに、 阪急電鉄によるJR「うめきた(大阪)地下駅」から十三・新大阪方面へつながる新線「なにわ筋連絡線・新大阪連絡線」の設立も計画されている。
「グラングリーン大阪」誕生にともない、JR大阪駅の地下空間がより拡張。「大阪駅うめきた地下口」の改札口を新たに設け、エレベータ・エスカレータを備えた改札内連絡通路を整備する。なお、地下駅直上部には、大阪駅周辺のターミナル機能を向上させる駅前広場が整備され、その隣接部には「うめきた2期」地区と連絡デッキで繋がる新駅ビルが誕生。本エリアの玄関口としての役目を果たす。
既存の商業施設も含めて、回遊性を高めるためにデッキネットワークの整備も順次行っていく。都市公園を結ぶ「ひらめきの道(空中デッキ)」だけでなく、梅田スカイビルなどがある新梅田シティ側へも接続。さらにグランフロント大阪北館と接続するデッキと、JR大阪駅から西口広場部分間までを繋ぐデッキの整備も行う。
「グラングリーン大阪」エリアのJR大阪駅に面した“玄関口”として、大阪駅直結ショッピングセンター「うめきたグリーンプレイス」も2025年春に開業予定だ。周辺のオフィスワーカーや来街者など、JR大阪駅周辺地域を行きかう人々に向け、高品質でより豊かな生活をサポートするような都市型ショッピングセンターを目指す。出店店舗数は、飲食店を中心に20店舗を予定している。
■うめきた2期地区開発事業「グラングリーン大阪」
スケジュール:
・2024年9月6日(金) 先行まちびらき(北街区のホテル・中核機能・商業施設およびうめきた公園の一部)
・2025年春頃 南館開業(南街区のオフィス・ホテル・中核機能・商業施設)
・2027年春頃 全体まちびらき
計画地:大阪駅北大深西地区 土地区画整理事業区域内
敷地面積:約91,150㎡
※都市公園:敷地面積 約 45,000㎡
■ウォルドーフ・アストリア大阪
開業予定時期:2025年春頃
客室数:252室
付帯設備:オールデイダイニングレストラン、スペシャリティレストラン、ラウンジ&バー、シグネチャー・バー、宴会場、会議室、チャペル、ライブラリー・ラウンジ、屋内プール、フィットネス、スパ等
■キャノピーby ヒルトン大阪梅田
開業予定時期:2024年9月6日(金)
客室数:308室
付帯設備:キャノピー・セントラル、カフェ、会議室、トランスファー・ラウンジ、フィットネス等
■ホテル阪急グランレスパイア
開業予定時期:2024年度下期
客室数:482室
付帯設備:レストラン、バー、ラウンジ、フィットネス等
■タイムアウトマーケット大阪
開業日:2025年3月21日(金)
出店数:17店舗
出店店舗例:クシアゲ ゼロゼロイチ、コアラ食堂、ジュリアンアイスクリーム×ル シュクレクール×アシッドラシーヌ、セイイチロウ ニシゾノ、クリッターズバーガー、座銀 ダイバーシティ、覇王樹 タケリア
■都市公園「うめきた公園」
先行開園:2024年9月6日(金)
全体開園:2027年春頃
<出店店舗一覧>
・北館1階
ガーデンズ ウメキタ バイ コーナン、パタゴニア 大阪・梅田、アイランドスタイル カフェアンドグリル ココヘッドカフェオオサカ、パウズリビング、グリーンドッグ サロン イロア、キープグリーン オオサカ
・北館2階
タリーズコーヒー(TULLY'S COFFEE)/有隣堂、クラフトビアベース リーフ、エー ダイニング アジアンダイニング、ワラヤキ ビストロ ダブリュー、蛸之徹、うめきた矯正歯科、えみは総合歯科 大阪梅田院、レディース&ARTクリニック サンタクルス ザ ウメダ
・公園内施設(サウスパーク)
ザ ジャクソン ガーデン、トークス カフェアンドバル、シック イータリー、プラットウメキタ、フィットキューブ、ミラージュ大阪
・公園内施設(ノースパーク)
ブー ブー ブー、ボーネルンド プレイキューブ、ヴイエス
・北館
re:Dine ⼤阪、ローソン ジャム ベース店、My Gymグラングリーン⼤阪校、幼児教室 はまキッズオルパスクラブα ⼤阪梅⽥校、⼤阪⼤学みらい創発hive、株式会社トータルメディア開発研究所、Blooming Camp by SAKURA internet、産総研・関経連うめきたサイト、ROOT(Ritsumeikan Osaka-Umekita Open Innovation Terrace)、セーフィー株式会社関⻄⽀店
一部画像の提供:うめきた2期地区開発事業者※2022年5月時点のイメージパースであり、今後変更の可能性あり。(提供:うめきた2期事業者)