東京・高輪ゲートウェイ駅周辺に新しい街「高輪ゲートウェイシティ(TAKANAWA GATEWAY CITY)」が誕生。2025年3月27日(木)にまちびらきとして一部先行開業し、2025年秋に「ザ リンクピラー ワン(THE LINKPILLAR 1)」、2026年春に「ザ リンクピラー ツー(THE LINKPILLAR 2)」が開業する。
「高輪ゲートウェイシティ」は、JR東日本が推進する「品川開発プロジェクト」によって誕生する新しい街。高輪ゲートウェイ駅に直結したエリアにて、新たなサービスが生まれるまちづくりを目指す。なお今後も引き続き行われる品川駅周辺エリアのまちづくりと一体化したプロジェクトとなっている。
街は、「ザ リンクピラー ワン ノース / サウス(THE LINKPILLAR 1 NORTH / SOUTH)」と「高輪ゲートウェイ駅周辺エリア」、「ザ リンクピラー ツー」、複合文化施設「モン タカナワ: ザ ミュージアム オブ ナラティブズ(MoN Takanawa: The Museum of Narratives)」、住居棟の「高輪ゲートウェイシティ レジデンス(TAKANAWA GATEWAY CITY RESIDENCE)」および各棟周辺エリアで構成される。
「高輪ゲートウェイシティ」の商業の中心を担うのは、約200店舗を構える新商業施設「ニュウマン高輪」。3棟にまたがる形の施設となる予定で、高輪ゲートウェイ駅直結の「ザ リンクピラー ワン サウス」と「ザ リンクピラー ワン ノース」、そして「ザ リンクピラー ツー」にそれぞれ店舗をオープンする。
地上30階の「ザ リンクピラー ワン サウス」高層階には「JWマリオット・ホテル東京」が首都圏に初進出。禅の理念を反映した客室を用意し、洗練された宿泊体験を提供。また、美食を提供する革新的なヨーロピアン料理や寿司バー、クロワッサンバーなど7つの飲食施設、都心を一望できるプール・フィットネス・スパなどを備えたホテルとなる。
その他、「ニュウマン高輪」のショップが「ザ リンクピラー ワン サウス」1階から5階にかけてオープンする。
また「ザ リンクピラー ワン ノース」の1階から5階、28・29階にも、「ニュウマン高輪」の店舗を展開。
28階・29階に登場するのは、本物の植物が生い茂り、まるで植物園のような空間が広がる約2000坪のボタニカル・ルーフトップ空間だ。2つの半屋外のパブリックガーデンに加え、一軒家風のレストラン・カフェなどを展開する。
地上31階・地下5階から成る「ザ リンクピラー ツー」は、泉岳寺駅に隣接する大規模複合棟。ビジネスワーカーの街のくらしを支える商業店舗などが揃う予定で、2・3階に「ニュウマン高輪」がオープンする。加えて、鉄道開業や日本の近代化の歴史を紹介する、「(仮称)築堤ギャラリー」も開設される。
2026年春に開業予定の複合文化施設「モン タカナワ: ザ ミュージアム オブ ナラティブズ(MoN Takanawa: The Museum of Narratives)」は、「高輪ゲートウェイシティ」の文化のシンボルとなるスポット。展覧会会場やライブ・パフォーマンスを楽しめるシアター施設、“和”のイベントを開催する畳スペースなどを備え、6階には月見テラスや足湯もオープンするなど、新たなお出かけスポットとなる見通しだ。
高輪ゲートウェイ駅構内には、「高輪ゲートウェイシティ」のまちびらきに伴い、新たに南改札を設置し「エキ パーク(EKI Park)」を展開。まちびらきとあわせ、2025年3月より改札内に1店舗、改札外に3店舗の新店舗がオープンする。また、ガラス越しに商品ができるまでの過程を眺めることのできる「ライブ ファクトリー(LIVE FACTORY)」や、体験型イベントスペースも新たに設置される。