1968年、アメリカカリフォルニア州バークレーで創業スタート。
ザ・ノース・フェイス(THE NORTH FACE)はアメリカのアウトドアブランド。ナナミカとのコラボレーションで、「ザ・ノース・フェイス パープルレーベル(THE NORTH FACE PURPLE LABEL)」を展開している。
真の機能性の追求と自然との共存をめざして、すべての製品を開発している。特にアウターは、アウトドア・スポーツシーンはもちろんタウンユースまで、マルチに活躍することから人気に。ザ・ノース・フェイスのアウターは、優れた保温性を持ち、軽量に仕上げられている。雪、雨、風などの耐水性・防風性を兼ね備えるダウンや、透湿性・ストレッチ性を持つパーカーまでバリエーションが豊富。
「ヌプシジャケット」がザ・ノース・フェイスの代名詞となるダウンジャケット。そのほか、フーディジャケット「マクマードパーカ」、動きやすいシルエットの「マウンテンジャケット」、天体観測や雪上ハイクにも対応の防寒ジャケット「バルトロライトジャケット」などが人気。
1968年、アメリカ・カリフォルニア州バークレーで「ザ・ノース・フェイス」創業。
第一号の製品「スリーピングバッグ」は、デビュー当時から話題を呼んだ。高品質ダウンの惜しみない使用や生産管理の厳しさもさることながら、業界で初めて最低温度規格を表示。ユーザーから厚い信頼を得た。
1969年、続いてダウンパーカーの原型ともいえるシェラパーカーを発売。
1975年、アウトドア・イクイップメントの常識を大きく変える製品を発表。世界初のドーム型テント「オーバルインテンション」。最小で最大の容積と強度を得られるこのドーム型テントは建築家にしてデザイナー、さらに哲学者の顔を持つR・バックミンスター フラー博士が提唱するジオデスィック(測地繊)ドーム理論、つまり「生物の卵はすべて球形。これは球が外部の力に対して最も強い形だからにほかならない」という考えを採用したもの。この理論を立証する出来事が発売の翌年に起こることになる。
1976年、イギリス・カナダの合同隊によるパタゴニア遠征で、同隊は時速200kmの暴風雪に遭遇。従来のテントがことごとく吹き飛ばされる中で、「オーバルインテンション」だけが飛ばされず隊員たちの命を守った。その後の主流はドーム型テントとなり、アウトドアの流れが一変した。
さらに1977年には、はじめてのフレームパック「バックマジック」がデビュー。これはアルミ合金製のアウターフレームを持ち、腰に当たる部分に強化樹脂製のフレキシブルサスペンションを備えたいわばサスペンションシステムの始祖にあたるモデル。フィールドでの行動を自由にするこの画期的なアイディアは、当時の世界的なバックパッキングブームの中、熱狂的な歓迎を受けた。スリーピングバック、ウェア、テント、パックと、そのいずれも伝説とささやかれる機能を持ちアウトドア・ギアの限界を高めてきたザ・ノース・フェイス。
2012年春夏より「パフォーマンスライン」の展開をスタート。“軽量・コンパクト”をコンセプトに、ザ・ノース・フェイスならではの機能性とスタイルを、ランニングシーンに向けて提案する。
2013年春夏より「ラティチュード」の展開をスタート。“旅”をコンセプトに高い機能性をベースにした、さまざまなフィールドに対応する特性をもったウェアによる新しいコレクションを提案。
2015年、世界で初めて開発に成功した『人工合成クモ糸素材QMONOS』を用いたウェア「ムーン・パーカ(MOON PARKA)」が発表された。
2016年、ザ・ノース・フェイスは、スナイデルやナナミカとコラボアイテムを発表。2017年、ミナ ペルホネンやビームスとのコラボを発表。同年、最上級ライン「サミットシリーズ」をリニューアル。
2018年春夏コレクションにて、HYKE(ハイク)のコラボレーションラインを発表。