1920年、エディー・バウアーがテニスショップをオープン。
「エディー・バウアー(Eddie Bauer)」はアメリカのアウトドア・カジュアルファッションブランド。
「自らが作り、自らが試す」という信念のもとにこだわりの物づくりを追求している。これまで、アメリカ初のダウンジャケット「スカイライナー」、K2アメリカ遠征隊に依頼されて完成した 「カラコラムパーカー」、アメリカ初のエベレスト登山に貢献した ダウンパーカーなど数々のアイテムを提供してきた。
創業者のエディー・バウアーは、1899年、アメリカ・シアトル近郊にあるオルカス島で生まれる。
1920年2月、スポーツとアウトドアライフを好んでいたエディー・バウアーが、アメリカ・シアトルにテニスショップをオープン。初めはガンショップの一部を間借りしていたが、ビジネスがうまくいき1年以内に自身の店舗を構え、ショップ名を「バウアーズ スポーツ ショップ(Bauer's Sport Shop)」に変更する。ショップの経営がうまくいき、テニスラケットだけでなく、その他の商品も扱うようになる。20年代にはインディアンニットも販売。その後フィッシンググッズも販売。
1936年、ダウンジャケットとダウンパーカを発売する。エディー・バウアーのダウンジャケットは人気となり、売上で一番大きな比重を占めるようになる。
アメリカが第2次世界大戦に入ると、フェザーの商業利用が政府によって禁止される。エディー・バウアーはすでにダウンジャケットがメインのアイテムとなっており、アメリカ軍用の寝袋を製造する契約をとることでビジネスを続けることに成功。
1994年、自由ヶ丘に第1号店をオープン。日本では、オットージャパンと米国エディー バウアー社の合弁で設立されたエディー バウアー ジャパンが運営を行う。
2011年、イギリスのファッションブランド「ナイジェル・ケーボン(NIGEL CABOURN)」とコラボレーションアイテムを発表する。
2021年、オーセンティック・ブランズ・グループとスパーク・グループがエディー・バウアーを買収。日本市場から撤退。
2023年春夏シーズンより、日本再上陸。伊藤忠商事が、日本市場における販売権とライセンス権を取得し、水甚とライセンス契約を締結。