1971年、「ナイジェル・ケーボン」の前身となるブランドが設立。
ナイジェル・ケーボン(Nigel Cabourn)はイギリスのファッションブランド。ナイジェル・ケーボンが学生時代に始めた「クリケット(CRICKET)」というブランドが前身。
創業者のナイジェル・ケーボンは長年ファッション業界でのビジネスに関わっきた人物。トレンドに左右されない、ヴィンテージクロージングや生地、デザインディテールといった要素からインスピレーションを受けて作られている。
インスピレーションとなるヴィンテージウェアは、世界中から自身で収集した4,000点以上にも及ぶミリタリーウェアやワークウェアなど。レアなアイテムを多く所有していることでも知られている。それらのヴィンテージウェアが持つ機能性や美意識が、ナイジェル ケーボンのコレクションに反映されている。
ナイジェル ケーボンのコレクションには2つのラインがある。1つはイギリス生産のオーセンティックラインで、もう1つは日本生産のメインライン。オーセンティックラインはハリスツイードやマッキントッシュの素材等、イギリスを代表する素材を使用している。また生産は主にイギリスだがイタリア製の高品質なアイテムもある。
メインラインは日本生産の特徴を活かしたコレクション。日本の生産技術の高さを活かし、オリジナルのテキスタイルを開発している。メインラインもナイジェル・ケーボン自身がデザイン・ディレクションを行い、イギリスで生産できない技術を用いた染めや洗い加工のアイテムを多く発表している。そのためオーセンティックラインよりもカジュアルなテイスト。
ナイジェル・ケーボンは1967年から71年までイギリスのノーザンブリア大学に通い、71年に初の自身のブランドとなる「クリケット(CRICKET)」をスタートする。そのクリケットで優れたアウターウェアを発表。その後、自身の名を冠した「ナイジェル ケーボン(Nigel Cabourn)」を立ち上げる。
2009年には東京・中目黒にオンリーショップ「ナイジェル・ケーボン アーミー・ジム フラッグシップストア(THE ARMY GYM - Nigel Cabourn FLAGSHIP STORE)」をオープン。
2011年には、アメリカのアウトドア・カジュアルファッションブランド「エディー バウアー(Eddie Bouer)」とのコラボレーションアイテムを発表。