2007年春夏ロンドン・コレクションで「クリストファー ケイン」デビュー。
クリストファー ケイン(Christopher Kane,クリストファー ケーン)はイギリスを拠点とするファッションブランド。
ブランドを設立したデザイナー クリストファー ケインは1982年、イギリス、スコットランドのグラスゴー生まれ。2006年、ロンドンのセントマーチンズを卒業。
セントマーチンズの卒業コレクションで最優秀賞を受賞し、ファッション誌の編集長に見いだされて大注目を浴びる。卒業後はジャイルズなどのブランドでインターンを経験。
ヴェルサーチェのドナテラ ヴェルサーチェがケインの才能を早くから見出し、制作コンサルタントに迎えると共に、コレクションの支援をした。ケインは、ここで技術力や完璧を目指す姿勢など多くを学だと言う。 ケインのコレクションにはヴェルサーチェの影響が伺い見ることができる。
2007S年春夏のロンドン・コレクションでデビュー、さらに注目を浴びる。そのカラフル、エレガント、ボディコンシャス、非常に短いミニドレスは80年代のアズディン アライア比べられるほど最大級の評価を受けた。続く2007年A/Wは、前のシーズンとは異なり黒を基調としたデザインで、レザーとベルベットという異素材を組み合わせたミニドレスを展開した。
このような注目と活躍を受けて日本ではコム デ ギャルソンが手がける東京のセレクトショップでの取り扱いが決定した。
2007年、スコットランド・ファッション・アワードが発表され、大賞ともいうべきデザイナー・オブ・ザ・イアーにクリストファーケーンが選ばれる。同年、トップショップとのコラボレーションも展開。
2008年、資生堂とコラボレーションで、トータルメーキャップブランド「マキアージュ」のファンデーション用コンパクトケースのデザインなどに関わる。
2009年、クリストファー・ケインがヴェルサーチェの若者向けライン「ヴェルサス ヴェルサーチェ(Versus Versace)」のアクセサリー(バッグとシューズ)デザイナーに就任。後にウェアも手掛けるようになり、ドナテラ ヴェルサーチェが監修、クリストファー・ケインがデザイナーという位置づけとなった。
2011年春夏シーズンよりメンズラインをスタート。
2012年、ヴェルサス ヴェルサーチェのデザイナーを退任。