2015年秋冬コレクションにて「ウェール・ズボナー」がデビュー。
ウェールズ・ボナー(WALES BONNER)はイギリスのファッションブランド。
ジャマイカのカルチャーから着想を得たデザイン、スポーツウェアの要素、ジャケットなどに見られるテーラリング技術がウェールズ・ボナーの象徴。コンセプトは「ヨーロッパの伝統にアフロ・アトランティックの精神を注ぎ込むみ、文化的なラグジュアリーという独自の概念を提案」すること。
社会理論、著作、文学そして史学といった広義なリサーチを包含し、ヨーロッパとアフリカのテイストを合わせたラグジュアリーなハイブリッドスタイルを表現している。メンズウェアブランドとしてスタートしたが、後にウィメンズウェアにも幅を広げた。
ドーバー ストリート マーケット、セルフリッジズ、バーグドルフ・グッドマンといった世界各国のセレクトショップおよび百貨店にて取り扱われている。
創業者はグレース・ウェールズ・ボナー(Grace Wales Bonner)。1990年生まれ。母はジャマイカ人であり、その影響を受けている。
2014年、デザイナーのグレース・ウェールズ・ボナー(Grace Wales Bonner)はセントラル・セント・マーチンズを卒業。卒業コレクションはロレアルプロフェッショナルタレント賞を受賞した。 卒業後、「ウェール・ズボナー」を創業し、2015年秋冬ロンドンコレクションでデビュー。ブリティッシュファッションアワードのメンズウェアデザイナー賞を受賞。
2016年、LVMHプライズにてグランプリを獲得。ディオールの2020年リゾートコレクションにおいて、グレース・ウェールズ・ボナーはニュールックのシルエット再解釈のプロジェクトに参加した。
2021年、CFDAインターナショナルメンズデザイナー・オブ・ザ・イヤーを受賞。