イギリスのメンズラグジュアリーブランドのダンヒル(dunhill)は、2000年より毎年、サッカー日本代表のオフィシャルスーツを提供している。カスタムテーラリングプログラムとして展開されるダンヒルのスーツは、選手一人一人にぴったりと沿い、その動きやシルエットを美しく見せる。サッカー日本代表のこの“勝負服”は、毎年ダンヒルブティックにて注文を受け付けている。選手の晴れ姿のみならず、自らの勝負服として楽しみにしている人もいるはずだ。
そんなダンヒルによるサッカー日本代表のスーツ姿を過去数年をさかのぼって紹介。ぜひその着こなしをチェックしてほしい。
アディダス(adidas)とヨウジヤマモト(Yohji Yamamoto)によるコラボレーションブランド「Y-3(ワイスリー)」と、サッカー日本代表による初のコラボレーションが実現。2024年6月22日(土)より順次発売する。
サッカー日本代表とダンヒルのパートナーシップ25周年を記念した「2024 サムライブルー コレクション」では、英国らしさを強調。ネイビーのウィンドーペーンチェックを採用したジャケットを軸に、ネイビー単色のトラウザーズ、ブルー×ホワイトのストライプシャツなどを展開する。
パートナーシップ24年目となる2023年は、洗練された佇まいのスーツが登場。ストライプのネイビーライトトラベルウールを使用した、スリムなセットアップの他、幾何学的な柄と手触りの良い水玉模様を組み合わせたネクタイなどがラインナップする。
サッカーの世界大会が開催される、日本代表にとって“勝負の年”2022年。スリムなシルエット、ナチュラルなショルダーに仕立てたスーツに仕上げた。ジャケット&パンツは、移動時も快適なダークネイビーのライトトラベルウールを採用。
2021年の「サムライ ブルー」コレクションでは、カジュアル ウェアが初めて登場。サッカー日本代表を象徴するブルーやネイビーを基調にした、ポロシャツ、ニットベスト、ウォレット、ジップポーチなどを発表した。
ダンヒルのハウスシルエットである「ベイグレイブ」スタイルのツーピーススーツ。イギリスのクラシックな重厚感あるスーツをベースとしながら、ナチュラルショルダーなところが特徴。芯も少し薄いものを使ったモダンなシルエットに仕上げている。
2020年リリースのホームユニフォームのコンセプトは、「日本晴れ(ニッポンバレ)」。サッカー日本代表が、日本中に希望を与える「日本晴れ」の空の様な存在であって欲しいという願いが込められているという。
提供から20年を迎えたダンヒルによる、2019年度のサッカー日本代表”SAMURAI BLUE”のオフィシャルスーツは、ネイビーをベースにしたトータルストライプのスリーピーススーツ。エレガントなブリティッシュスタイルだ。
ロシアW杯開催の2018年モデルは上品な光沢ある素材を使った柔らかなネイビースーツ。スリーピーススーツ。熟練フィッターが採寸してくれるメイドトゥメジャーで、選手たちの体はもちろん、一般の人の身体にも完璧にフィットするほか、年間を通して着用できる。
2018W杯に向けたユニフォームのコンセプトは、「勝色(かちいろ)」。かつて武将たちが戦いの際身にまとった鎧下と呼ばれる着物に使われる藍染の生地で最も濃い色とされる。染色過程における叩く作業「叩く=褐(かつ)=勝つ」にかけて、験担ぎをしたそうだ。デザインでは刺し子柄をモチーフにしている。
18年間サッカー日本代表の公式テーラリングを担ってきたダンヒル。2017年度のコンセプトはここ数年間引き継がれてきた“MADE TO MATCH”。ダンヒル、そして、スーツ発祥の地イギリスでは、 仕立て服を「メイド・トゥ・メジャー(MADE TO MEASURE)」と称し、紳士は完璧にフィットしたテーラーメイドを着用するものとされている。ダンヒルが作るこのジャケット&トラウザーズは、今年も選手にフィットし、強く美しい紳士へと引き立てる。
© dunhill © JFA
「2018FIFAワールドカップロシアTM アジア2次予選 兼 AFCアジアカップUAE2019 予選 アフガニスタン代表戦 / シリア代表戦 3月招集メンバー」
スーツやシャツはもちろんのこと、タイやタイバー、ベルトなどの小物類もラインナップ。中でもタイは、シルク100%素材のネイビー地に、JFAカラーであるブルー・レッド・イエロー・ホワイトの四色でストライプをあしらった印象的なデザイン。
大剣の裏地には ”Made Exclusively For JAPAN NATIONAL FOOTBALL TEAM by dunhill”の文字がプリントされ、小剣にはSAMURAI BLUE(サッカー日本代表)のエンブレムが織り込まれている。
© dunhill © JFA
なめらかなウール生地で作られたスーツは男性的なシルエットでボディラインをしなやかに包み、深いネイビーとホワイトが織りなすシャープなコントラストは、力強さを表現。綿密な採寸を経て2か月を費やし仕立て上げられるこの完璧なスーツは、体にぴったりとフィットし選手それぞれの個性と魅力を最大限に引き出す。
ⓒdunhill キリンチャレンジカップ2014 ニュージーランド代表戦 招集メンバー
2014FIFAワールドカップブラジルが開催された年、ザッケローニ監督のもとにサムライが集結。ブラジルで日本代表の選手たちが身に纏ったのは、アルフレッド ダンヒルのカスタム オーダープログラムで仕立てられた「勝負服」だ。
オフィシャルスーツ2014年ビジュアルに登場する精鋭選手にスポットをあてたインタビュー映像も作られている。山口蛍、清武弘嗣、そして遠藤保仁のインタビューが公開された。
キリンチャレンジカップ2013 ラトビア代表戦 招集メンバー
2010年よりのコンセプトとして掲げている“勝負服"には「大切な場面に挑む装い」という意味が込められている。ブリティッシュの伝統的な代表的なシェルエット「St. James fit(セントジェームズフィット)」を採用し、シングルブレストの2つボタン、サイドベンツの組み合わせで、ネイビーの生地にライトブルーとダークレッドのオルタナティブストライプが入ったデザインだ。