イッセイ ミヤケ(ISSEY MIYAKE)の新店舗イッセイ ミヤケ ギンザが2017年7月1日(土)にオープン。
イッセイ ミヤケが、新しく店舗を構えるのは銀座4丁目。銀座三越やギンザ シックスからも、ほど近い場所。これまで銀座では、エルトブ テップ イッセイ ミヤケ / ギンザという店舗ひとつで創作の世界を伝えてきたが、これからは2つの店舗に分けて、各店舗ごとに異なる角度からイッセイ ミヤケを届ける。特に、この新店舗ではクリエーションに力を入れたラインをメインに提案していく。
なお、ガス灯通りに位置するエルトブ テップ イッセイ ミヤケ / ギンザは、9月初旬にイッセイ ミヤケ ギンザとして生まれ変わる。ミー イッセイ ミヤケ(me ISSEY MIYAKE)やプリーツ プリーズ イッセイ ミヤケ(PLEATS PLEASE ISSEY MIYAKE)などが導入される予定だ。
空間デザインは、卓越した造形美とシンプルに徹したデザインに定評のあるプロダクトデザイナーの深澤直人が務めた。彼は、オム プリッセ イッセイ ミヤケ 博多阪急のデザインや、ミー イッセイ ミヤケ 青山店のブランドロゴデザインなどにもこれまで携わってきた、ブランドとはゆかりの深い人物。今回は、くつろぎながら品物を選べる、ゆっくり時が流れる空間を創り上げた。
茄子紺の壁に白い床、大きなソファー。落ち着きのある和の色を使いつつも、幾何学的でスタイリッシュな什器がそろえられた店内は、歴史を感じさせつつも日々変わりゆく銀座の街を想わせる。
店内に階段を設置するメゾネットスタイルを採用したり、インテリアの高さを少しずつ調整したり……。開放的な空間をつくるため、細部に至るまで徹底的にこだわり、居心地の良い場所を実現している。
1階は、イッセイ ミヤケをメインとしたラインナップ。シンプルな内装を背景にして並べられる服と服の間には、少しずつ空間を設けた。そうすることで、イッセイ ミヤケ独特のプリーツが生む躍動感と色彩をより一層際立てている。
また、アイコンバッグ「ガストン(GUSTON)」をはじめとする小物類、132 5. イッセイ ミヤケ(132 5. ISSEY MIYAKE)のウィメンズ、イッセイ ミヤケ パルファム(ISSEY MIYAKE PARFUMS)なども同階に提案されている。なお、オープン当初は翌日より全国にて展開予定の2017-18年秋冬コレクションが登場する。
2階には、イッセイ ミヤケ メン(ISSEY MIYAKE MEN)、132 5. イッセイ ミヤケのメンズ、イッセイ ミヤケ ウオッチ(ISSEY MIYAKE WATCH)、イッセイ ミヤケ アイズ(ISSEY MIYAKE EYES)が店内を彩る。茄子紺の階段を上がると、そこは1階とは少し異なる空間。男性を意識し、ソファーも1階の赤色ではなくグレーを採用したよりシャープな印象だ。東側の壁に施された大きなガラス窓によって差し込む自然光が、日本の伝統技術から生まれる素材にこだわったイッセイ ミヤケ メンの服をより表情豊かに見せてくれる。