2012年2月19日、ジョナサン サンダース(JONATHAN SAUNDERS)が2012-13年春夏コレクションをロンドンファッションウィークで発表した。ビルの19階から大都会ロンドンの夕暮れを眼下にショーがスタート。ランウェイには赤いレーザーのラインが敷かれてフューチャリスティックに演出された。
今季は少しマニッシュテイストを取り入れたクラシックなレディスタイルがメイン。コンパクトなコートやジャケットにはボックスプリーツスカートやシガレットパンツをコーディネート。ヴィヴィッドカラーのジオメトリックプリントで展開され、流線型のベルトやサンバイザーなど、レトロっぽさがスパイスとして効いている。
艶やかに咲き誇る菊モチーフのプリントや刺繍は、日本の着物を思わせる。足元は太いヒールに大胆な配色とリボンのシューズが印象的。ジョナサンの鋭いセンスが、色彩と素材感を絶妙なバランスでミックスし、新しいレディルックを作り上げた。