ジョルネ(JOUR/NÉ)の2018年春夏ウィメンズコレクションが、フランス・パリで2017年10月2日(月)に発表された。ジョルネは、リア、ルー、ジェリーの3人が手掛けるファッションブランド。フランス出身のリアとルーらしい、フランスのエスプリがきいた会場で、たくさんの花々が並んだこじんまりとした庭園が舞台となった。
その花園のアイデアからか、フラワーに鱗のような模様を加えたオリジナルテキスタイルが多数起用。ジャンプスーツになったりドレスになったり、様々なオケージョンに対応できるシルエットで提案された。
ウィメンズと一緒にメンズも発表されたのだが、ショートパンツを中心としたラフなウェアが多い。女性服は、テインディテールを取り入れたりフリルを飾ったり、ワンポイントアクセサントを効かせているものが中心だが、パイル地を使ったり、ハート刺繍のデニサロペットやジャケットムを使ったり、やはり日常着に寄り添うものが多い。
また、シーンに応じたコーディネートを提案しているのか、度々フランス語で曜日を意味するロゴTシャツが登場。その下には時間が記されていて、7:45、12:30、23:30と朝~夜までジョルネと共にファッションを楽しむと伝えているようにみえる。
最もキャッチーでコレクションの目玉となったのは、コカ・コーラとのコラボレーションだろう。中庭の中央に設置された椅子にモデルが座ると、男性モデルが近寄りコカ・コーラを手渡し。ゴクゴクと喉を潤すモデルの背景には、CMで流れる音楽が流れている。
この演出を受け、真っ赤な下地に白い文字のコカ・コーラロゴも登場。ショーツやロングTシャツの上に乗り、のど越しのように爽快な後味をコレクション全体に残している。