アナ スイ コスメティックス(ANNA SUI COSMETICS)20周年を記念して「ザ ワールド オブ アナ スイ(THE WORLD OF ANNA SUI)」展が、2018年7月14日(土)から8月26日(日)まで、テレビ朝日本社ビル1階 けやき坂スペースにて開催される。入場は無料だ。
「ザ ワールド オブ アナ スイ」展は、1991年のデビューから現在に至るアナ・スイのコレクションを約100点以上一挙に公開すると同時に、アナ スイ コスメティックスの20年にも及ぶ歴史を振り返る展覧会となる。イギリス・ロンドンで2017年に開催され、世界初の巡回展として東京・六本木にて行われる。
「ザ ワールド オブ アナ スイ」展は、創作過程、コレクション、室内装飾、コラボレーションの4部構成で、アナ・スイのファッションにフォーカスする。メインの展示となるのは、ブランドの歴史がたっぷりと詰まったコレクション。
1991年にモデルのリンダ・エバンジェリスタやナオミ・キャンベルを迎えてランウェイデビューした初期のモデルから、2017年春夏ジジ&ベラ・ハディッド姉妹を起用したアメリカーナ・コレクションまで、100点以上のピースを揃えて紹介する。
各コレクションに設けられたテーマを追って展示を見ていくと、アナ・スイがデビュー当初からこだわっていた、ファッションの原型的モチーフ、ロッカー・スクールガール・パンク・ゴス・ボヘミアンといったテイストが、彼女のコレクションの中心的存在を担っていることに気づかされる。
そしてそれらのテイストやモチーフは、アナ・スイがその当時に魅了されていたカルチャーを徹底的に追求したもの。そこにブランド独自の世界観が融合したデザインが、ひとつとつのコレクションに反映されている。
会場の奥の小部屋に行くと、コレクションの創作過程の手法を覗くことが出来る。アナ・スイが各コレクションを制作する際に使用するのは、スタジオに設置された大型の"イメージボード"。この上には、スケッチや生地見本、プリントサンプルなど、アナ・スイの刺激的なイメージが並べられていて、ここから生まれる閃きが1つの洋服を、そしてコレクション全体を創り上げていく。
会場には、1998年に誕生したアナ スイ コスメティックスの20年の歴史にフューチャーしたビューティーゾーンも。コスメパッケージのアイコニックなカラーであるブラックに彩られたドレッサーには、デビューコレクションを中心にしたコスメがずらりと並ぶ。“デザイナーズコスメ”の先駆けとして誕生し、パッケージやデザイン性で話題を呼んだ人気ブランドの軌跡を辿ってみてはいかがだろう。
また会場には、ブランドとコラボレートした歴代のアイテムも飾られている。ディズニーのミニーマウスやティンカーベルをモチーフにした香水や、ネイルなどとセットになったリカちゃん人形など、ファンにはたまらないコスメシリーズの展示ととなっている。
「ザ ワールド オブ アナ スイ」展に併設する「アナ スイ コスメティック ショップ」では、ここでしかゲットできない限定アイテムを多数用意。ブランドオリジナルロゴ入りのトートバッグやTシャツ、さらにロール付箋やステッカーセットといった雑貨、20周年を記念したロールクッキーもラインナップする。
また、ビストロ・ファヴォリ(BISTRO FAVORI)代官山がプロデュースするジェラートも人気。シェフ・パテシエ松山洋樹が手掛けるジェラートは全部で8フレーバーを用意、加えて週替わりでフレーバーがチェンジするので訪れる度に異なるフレーバーに出会えるかも。