マイケル・コース コレクション(Michael Kors Collection)の2019年春コレクションが、2018年9月12日(水)アメリカ・ニューヨークで発表された。
今シーズンは、旅からインスピレーションを受け、ビーチリゾートでバカンスを満喫しているかのような開放感のある大胆なパターンと、鮮やかな色合いのコレクションを展開。ターコイズ、レッド、オレンジ、レモンイエロー、ライムグリーンなど、トロピカルな南国を連想させるカラーが特徴的だ。ビビッドカラーで描く大胆なパターン、賑やかなフリルやフリンジは、より一層明るく華やかな印象に。一方、ホワイトやブラックで統一されたスタイルは、ラグジュアリーなバカンスを思わせる。
一際目を引くのが、浅瀬の海を思わせる色合いのメタリックなジャカード織ジャケットやパンツ、ワンピースたちだ。艶のある素材は大胆で、非日常な世界を思わせる。センタープレスのあるトラウザーは全体をすっきりと見せ、ベルトやシューズにあしらわれたヒトデの装飾が遊び心を添えている。
ゆったりとしたオーバーシルエットのニットは、網目の大きいスカートとサンダルを合わせて涼しげな印象に。レモンイエローとライムグリーンの組み合わせは、どこか陽気でリラックスした気分にしてくれくれそうだ。フリンジをたっぷりと施したバッグやスカートを合わせることで、カジュアルながらも、リゾートの優雅なイメージを作り出している。
太陽とサーファーの絵柄が特徴的なカシミヤシャツは、長めに設定されたアイテムでスッキリとした見た目に。サングラスやバックパック、フラットなサンダルを組み合わせてスポーティーな印象を作るとともに、1つ1つのシンプルなデザインが共存し、上品さを増幅させている。