ウジョー(Ujoh)は、2019年秋冬コレクションでイタリア・サルダリーニ社とコラボレーションしたアウターのカプセルコレクション「サルダリーニ カシミヤフレークス バイ ウジョー」を発表。2019年3月21日(木・祝)、アマゾンファッションウィーク中にお披露目となった。
サルダリーニ社は、イタリアの地で5世代にわたってテキスタイルのイノベーションを発信し続けるファッション・ハウスだ。2016年には100%エシカル・パディングという発想から生まれた「100%カシミヤフレーク」を開発。今回のコラボレーションは、そのカシミアフレークの認知度を高めるプロジェクトとして実現した。
カシミアフレークは、モンゴルから調達されたカシミヤ素材をサルダリーニ社ガフレーク状にして加工したもの。最たる特徴は、100%アニマル・フレンドリーであり、時間の経過とともに柔らかさを増すという点。グースダウンと同じぐらいのパフォーマンスを発揮する。また、パディングステッチから繊維がはみ出すことがないというのも魅力のひとつだ。
同プロジェクトでは、パリ、ミラノの各都市のブランドとともに、カシミアフレークを使用したコレクションを製作。初のファッションショーの舞台としてミラノを選んでいること、そして持続可能なファッションに深く関与しているジョルジオ・アルマーニに支持されていることなどの理由から、サルダリーニ社はウジョーを指名。ウジョーもまた、このプロジェクトに共鳴して、新たにアウターコレクションを展開することとなった。
ダイヤキルトのコートは、すべてカシミアフレークを採用したもの。着心地は軽やかで、なおかつ保温性にも優れたアイテムだ。また、なめらかなカシミアを想わせるコートやジレも、すべてカシミアフレークを使用した。そして、クリーンなシルエットのコートとキルティングコートをドッキングさせた、ハイブリッドタイプも登場している。
なお、今回の発表では、ミラノで2019年2月に発表した2019-20年秋冬コレクションとのコーディネートで着用している。