2010年、倉橋直実がザ・リラクス(THE RERACS)をスタート。
ザ・リラクス(THE RERACS)は、日本のファッションブランド。ウィメンズ・メンズのウェアを展開。
ザ・リラクスは、ベーシックなデザインを軸としている。決して奇抜なデザインをすることなく、品質と実用性に裏付けされたものづくりを続け、"MADE IN JAPAN"の新しいトラディショナルウェアを提案している。
ピーコート、トレンチコート、テーラードジャケットなど、定番的なウェアに現代のエッセンスを加え、ワンシーズンにワンアイテムをスクラップ&ビルドしていくことで、現代的なウェアに焼きなおしていく。カラーパレットもベーシックなものが多く、主にブラックやネイビー、グレー、ベージュ、ホワイトなどが採用されている。時代に合う着る人を美しくするシルエット、そのシルエットを表現する上質な素材に重きを置いている。
特に、上質な生地選びを重視しており、生地を決めてから服作りがスタートする。集めてきた1万以上あるスワッチ(素材見本)から、300、100、50、30と絞り込む作業を4回ほど繰り返して選んでいく。
イカリのマークを入れたピンバッチがブランドのアイコンで、水牛専門のボタンの職人が作っている。
2010年、倉橋直実がザ・リラクス(THE RERACS)をスタート。
2013年、公式Webサイトにショッピングページを開設。
2014年、デヴィッド・ボウイの写真展「TIME」に合わせて、ザ・リラクスとコラボレーションした限定Tシャツを製作。写真展で展示されている作品をグラフィックプリントした。
2017年6月、試着のみを行う新しいスタイルのショップ「ザ・リラクス フィッティング ハウス(THE RERACS FITTING HOUSE)」を東京・神宮前にオープン。
2019年秋冬シーズン、初めてランウェイ形式でコレクションを発表。
2020年春夏シーズン、ザ・リラクスを手がける運営会社よりメンズブランド「ザ・クラシック(THE CLASIK)」がスタート。
2020-21年秋冬コレクションは、無観客ショー形式でコレクションを発表。
2021年春夏シーズンより、ロゴを刷新。
2021年1月、オーダーメイドシステムをスタート。ショートモッズコートをはじめとするブランドの象徴的なアイテムのカスタマイズオーダーが可能となった。
ザ・リラクスのデザイナーは、倉橋直実(Naomi Kurahashi)。1981年、静岡県生まれ。大学卒業後、セレクトショップで販売職として働く。在籍中にパターンメイキングとテキスタイルを学び、2010年3月にザ・リラクス(THE RERACS)としてのブランド活動をスタート。
倉橋直行(Naoyuki Kurahashi)。アパレル企業で新規ブランドの立ち上げ、マーケティングを経験。コレクションブランド及びSPAブランドでマーチャンダイジングとバイヤーを経験。2011年秋冬シーズンよりザ・リラクスのディレクションを担当。