あたたかい風に心も踊り出す春。服やメイクも一新して、軽やかな足取りで街を歩きたいこの春に取り入れたいのは、“肌映え”と“肌なじみ”を両立した鮮やかな色。そんな旬の春コーディネート&メイクにインスピレーションを与えてくれる“美味しい”色使いドリンクとともに紹介する。
今年は、紅茶と炭酸を合わせた“ティーソーダ”がブームの兆し。ティーソーダは、シュワシュワした泡が心地よく喉をうるおし、紅茶の爽やかな香りで気分も一新できる新感覚なアレンジティーだ。フルーツやハーブなどをトッピングしたティーソーダの華やかな色や風味は、旬の春コーディネート&メイクの良いモチーフに。
そんな紅茶の新しい味わいや奥深い魅力に出会える、東京・代官山のカフェ「Milk.Black.Lemon.By GOGO NO KOCHA」で、「ストロベリークリームティーソーダ」が季節限定で発売。
甘酸っぱい苺のティーソーダに、濃厚バニラアイスとホイップをトッピングした春らしいクリームティーソーダ。ストロベリーレッドの色合いと甘い香りが、期待とドキドキに満ちた春の気分を演出する。キュートな苺がアクセントになって、甘すぎず、後味はすっきり爽やか。
「ストロベリークリームティーソーダ」と合わせて春をめいっぱい楽しめるのは、大人の肌をキレイに見せてくれるストロベリーレッドコーディネート。
赤は女性らしさを象徴する色。永遠の憧れだけど、ファッションに取り入れるのはちょっと難しい? でも“キレイな色”が豊作の今年こそチャレンジしてみては!?真っ赤に実った苺のような甘すぎない天然カラーが肌になじみ、シャーリングデザインがあらゆる体型をカバーし、今っぽくも見せてくれる。
メイクも春仕様に。ワントーンコーディネートが流行りの今、透明感のあるティーブラウンで品よくまとめて、 アイシャドウやリップのベースカラーにも使ってみて。目元には赤いアイラインで愛らしさをプラス。口元はグロスで春らしいツヤ感を。
同じく東京・代官山「Milk.Black.Lemon.By GOGO NO KOCHA」のメニュー「バブリーレモン」。レモンティーの美味しさに炭酸の爽やかさが見事にマッチした人気のティーソーダだ。レモン&ライムのフレッシュな風味や、エディブルフラワーがトッピングされた華やかな見た目が楽しく、開放的な気分が高まる春にぴったりのアレンジティー。
「バブリーレモン」がインスピレーションをくれたのは、はじけるように爽やかでゴージャスな雰囲気も表現できる「ちょい渋イエロー」コーディネート。気分が明るくなるイエローも、春にチャレンジしたい色の一つだが、明るすぎると浮いてしまう心配も。
そこでオススメなのが、レモンティーのような落ち着きのあるイエロー。鮮やかでありながらちょい渋な色味が、大人の肌に自然にとけこんでくれる。上質な麻素材のスカートはカラーリネンが流行りの今年、取り入れたいアイテム。襟元の詰まった白のトップスを合わせて、爽やかに着こなして。
目元には肌なじみの良いカーキ寄りのイエローカラーを。カーキ系の色と相性の良い鮮やかなオレンジカラーのリップを合わせて、春らしく華やかに仕上げて。
今回登場した炭酸×紅茶のティーソーダに加えて、紅茶に関するトピックをもう一つ紹介。ワインに相性の良い料理を合わせることを「マリアージュ」というが、紅茶にも同じように、それぞれの個性にぴったり合う料理やデザートがある。そんなお互いの長所や美味しさを引き立て合う紅茶とフードとの組み合わせを「フードペアリング」と呼んでいる。
例えば、こってりしたチーズ料理と紅茶の組み合わせは、意外と知られていないが、実は代表的なフードペアリング。紅茶に含まれる紅茶ポリフェノールが、さっぱりとさせてくれるので、肉料理にも紅茶はおすすめ。他にも、油脂分の多い料理にはミルクティー、酸味のある料理には香りも爽やかなレモンティーが合うといわれており、デザートにも応用できる。
例えば、先ほど程紹介した「バブリーレモン」には、甘酸っぱい苺を使用した「苺とクリームチーズのもちっとマカロンケーキ」がおすすめ。春らしい彩りで、見た目も楽しめるペアリングとなっている。