2012年9月26日、ダミール ドマ(DAMIR DOMA)が2013年春夏コレクションをパリファッションウィークで発表した。 マックス・エルンストの描いた森をイメージさせる、木の板を組み合わせたランウェイに、都会的でピュアなモダニティに包まれたルックが登場。
カラーパレットは、白で始まり、黒やオリーブなどシックな-トーンに、ターコイズ、サファイアブルーが鮮やかに輝く。ギャバジン、ペーパーラフィア、シャンタンシルク、ジャージー、レザーなど、様々な質感を持ったバリエーション豊かな素材を、服を構成するパーツごとに使い分け、自在に組み合わせているのが今季の特徴だ。
マニッシュなオーバーサイズのシャツに、バイカージャケット風のベスト、サッシュベルトウエストをマークしたエレガントなノーカラージャケットや、ワークテイストのサスペンダーパンツなど、スタイリングでも様々なテイストをコラージュ。ダミール・ドマのアイデンティティともいえる独特のミックス感覚が存分に発揮されたコレクションだ。
アイウェアはドイツのアイウェアブランド、マイキータ(MYKITA)と初のコラボレーションを実現。ステンレススチールのクールな質感と、ナチュラルで温かみのあるバッファローホーン(角)を使ったフレームが、独特の表情を作っている。