ザ・ノース・フェイス(THE NORTH FACE)から、構造タンパク質素材を採用した世界初のアウトドアジャケット「ムーン・パーカ(MOON PARKA)」が登場。2019年12月12日(木)より、事前応募者に計50着限定で販売する。
「ムーン・パーカ」は、ザ・ノース・フェイスと合成クモ糸繊維「QMONOS」で知られる繊維企業スパイバー(Spiber)社によるコラボレーションプロジェクト「ザ・ノース・フェイス エスピードット(THE NORTH FACE Sp.)」の第2弾アイテム。その最大の特徴は、3層から成る表地の表側の素材に、微生物による発酵プロセスを利用して製造される構造タンパク質「ブリュード・プロテイン」※を100%使用していることだ。
※「ブリュード・プロテイン」とは
ザ・ノース・フェイスとスパイバーによる共同開発によって生まれた「ブリュード・プロテイン」は、主原料を石油などの化石資源に依存しない、スパイバー独自の発酵(ブリューイング)プロセスによって製造される構造タンパク質。生き物の進化のプロセスと同じように、分子レベルでの改良を繰り返すことで、素材の特長をデザインすることが可能だという。
2015年にはそのプロトタイプが発表されていたが、4年間のさらなる開発を経て、生地の耐久性や安定性といった課題をクリアし、今回の商品発売が実現した。商品名の「ムーン・パーカ」は、“困難だが実現すれば巨大なインパクトをもたらす壮大な挑戦”を意味する「ムーンショット(Moonshot)」に由来するもので、持続可能な資源をベースとした循環型経済の実現に向けた大きな一歩である、という思いが込められている。
その他の素材には、表地の中間層に防水透湿ラミネートを、中わたにブランドの頂上商品の一つであるエクスペディション用防寒ジャケット「ヒマラヤン・パーカ(Himalayan Parka)」での採用実績もある「900フィルパワーのクリーンダウン(CLEANDOWN)」を使用することで、防水透湿・保温性を確保。シンプルなデザインと相まって、冬のアウトドアシーンからタウンユースまで、幅広く使える一着となっている。
ザ・ノース・フェイス「ムーン・パーカ」※限定50着の抽選販売
発売日:2019年12月12日(木)
価格:150,000円+税
サイズ:S/M/L/XL(ユニセックス)
カラー:ムーンゴールド
表地:ブリュード・プロテイン WP プレーンウィーブ(3層)
<表側>分類外繊維(ブリュード・プロテイン)100%
<中間層>テトラテックス
<裏側>ポリエステル100%
中わた:クリーンダウン(ダウン95%/フェザー5%)
裏地:ポリエステル100%
<販売方法>
2019年8月29日(木)18:00より購入申し込み受付を開始し、限定50着の抽選販売となる。同時刻にオープンする特設ウェブサイト(https://www.sp.spiber.jp/tnfsp)からの事前申し込みが必要で、抽選の上、後日Eメールで当選案内を送付。販売は、12月12日(木)よりザ・ノース・フェイス ラボ(THE NORTH FACE LAB)の店頭にて行われる予定。
申し込み受付日時:2019年8月29日(木)18:00~2019年10月31日(木)14:00
購入場所:ザ・ノース・フェイス ラボ(東京都渋谷区宇田川町15-1 渋谷パルコ 2F) ※2019年11月22日開業予定
【問い合わせ先】
株式会社ゴールドウイン カスタマーサービスセンター
TEL:0120-307-560 受付時間 9:30~17:00(土日祝日及び、指定休業日を除く)