漫画『約束のネバーランド』の展覧会「連載完結記念 約束のネバーランド展」が、2021年3月17日(水)から4月5日(月)まで、大阪の大丸ミュージアム〈梅田〉大丸梅田店15階にて開催される。
白井カイウ原作、出水ぽすかが作画を手掛ける『約束のネバーランド』(通称“約ネバ”)は、主人公・エマを中心に孤児院で育った子供たちが過酷な運命に抗いながら希望に向かっていく姿を描いた人気漫画作品。心理戦やサスペンス要素、迫力のアクションシーンなどを含む、読み応えのあるストーリーが人気を博し、単行本のシリーズ累計発行部数は2,500万部以上(電子版含む)を突破した。アニメ化を経て、2020年12月には、浜辺美波を主演に迎えて、実写映画化も決定している。
そして、2016年より「週刊少年ジャンプ」で連載が開始した本作が、2020年6月で連載の最終回を迎えることを記念して開催するのが、今回の「連載完結記念 約束のネバーランド展」。
“約ネバ”の世界に浸れる会場では、連載開始前の秘蔵資料や、数々の名シーンに関する展示を実施。真実に気づき、施設からの脱出を目指すエマと子どもたちの様子や、死んだと思っていたノーマンとの再会、人を食べない異端の鬼たちであるソンジュとムジカなど様々な出会いを通して知ることになる、鬼と人間との間に交わされた「約束」など、壮大なストーリーが鮮明に蘇る名場面を一挙に紹介する。
また、第1話から最終回までの軌跡を辿る展示のほか、作品の世界観に合わせた原画や創作の裏側に迫る様々な資料を通して、作品の魅力を再発見することが出来る。
大阪での展覧会に先駆けて、六本木ヒルズ展望台 東京シティービュー スカイギャラリーにて開催された東京展での様子を場内の写真とともに紹介。
会場エントランスの展望窓上部には高さ約6m、横幅約17mにわたってコミックスの表紙イラストを一挙に展示。主人公たちや登場キャラクターとのフォトスポットも複数設置され、六本木ヒルズ展望台 東京シティビューならではの景色とともに‟約ネバ“の世界を存分に楽しむことができる。
衝撃の第1話から、ハウス脱出、鬼たちとの対決、女王との最終決戦、感動の最終話まで、作品の軌跡を捉えた名シーンやカラーイラストは150点以上展示。
ゴールディ・ポンドで戦った“レウウィス大行”“バイヨン卿”“ノウマ”“ノウス”“ルーチェ”の5体の“鬼の面”も展示会用に特別再現。精巧に作られたお面の迫力は是非生で体感して欲しい。
エマ達の冒険の鍵を握る“あの方”とエマとの出会いにフォーカスしたエリアも登場。エマが辿り着いた“昼と夜が出会う場所”と“あの方”の半立体像をフォトスポットとして完全再現する。