シャネル(CHANEL)の「シャネル N°5」ー“女性そのもののように香る、女性のための香りを”とガブリエル シャネルが願い、シャネルが世に送り出した最初のフレグランスとして誕生した「N°5」。マリリン モンローが数滴の「N°5」を纏って眠ると話したことで一躍有名になった名香だ。
「N°5」が生まれた1920年代、当時のフレグランスといえば、現実の花の香りを再現することが主流だった。そんな中、シャネルの初代専属調香師エルネスト ボーが提案したのは、合成香料アルデヒドとジャスミンなどの花々を組み合わせるユニークなレシピ。“○○の花だ”と断定できない抽象的な香りは、常識を超えた革新的な仕上がりで女性たちを虜にした。
直線的なラインと白いラベル、パリのヴァンドーム広場を想わせる形を施したキャップ。シンプルを極めたボトルデザインは、香りとともに、誕生から今なおほとんど変わることなく受け継がれている。
そんな時代を超えて愛される名香、「シャネル N°5」が来年100周年を迎える。アニバーサリーを目前にして、「N°5」の新ミューズ、フランス女優のマリオン コティヤールが出演するフィルムが2020年10月30日(金)より全世界で公開となる。
“N°5 は香水以上のもの。香りという真の芸術作品”と称するほど、「N°5」への愛に溢れるマリオン コティヤールが、エトワールのダンサー ジェレミー ベランガールとともにロマンティックなダンスを披露する。舞台は、再生のシンボルともされる月。
新フィルムの公開に先駆け、このフィルムの製作秘話やマリオン コティヤールのインタビューを収録した「Behind the Scene」ムービーを展開。ムービーの中では、シャネルのラボの中で「N°5」を楽しむマリオンの姿が捉えられ、初めてシャネルの香水を手にしたときの心温まるエピソードも綴られる。
中でも、注目はマリオンが纏うドレスにまつわるストーリー。月のように美しい黄金のドレスは、カール ラガーフェルドが特に愛したともいわれる、ガブリエル シャネルが着ていたドレスに由来するもの。メゾン ルサージュの職人16名が丁寧に手縫いで仕上げた、花や葉をモチーフにした刺繍がポイントだ。
大胆でドラマティックに舞うマリオンの動きにもぴったりと寄り添い、まさにラグジュアリーなセカンド スキンというべき仕上がり。「Behind the Scene」ムービーでは、ドレスをフィッティングする姿や、ダンスシーンの撮影現場も披露されるなど、見所が満載だ。
なお、「N°5」は2020年のクリスマス、マリオンが纏ったドレスにように華やかなゴールドカラーの限定パッケージで登場。クリスマス限定のフレグランスなので、新フィルムとともにこちらも併せてチェックしてみて。
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