東京随一のカレー激戦区として知られる神田と神保町。現在は、大正生まれの長年愛されてきた老舗から、“変わり種”を提供する期待の新店までが軒を連ねている。
今回は、名店ひしめくその中でも、長年愛されてきた老舗カレー店と期待の新店から、ランチにもディナーにもぴったりな“一度は訪れてみたい”5つの店舗をピックアップしてご紹介。
「共栄堂」は、レトロで落ち着いた雰囲気の老舗スマトラカレー店。おいしいだけでなく、提供時間が早いためビジネスマンの平日ランチとしても人気を博す。スマトラカレー特有のほんのり苦みのある味わいは、一度食べるとクセになるはず。
おすすめメニューは「ビーフカレー」。野菜とともにたっぷり煮込んだビーフは、脂っぽくなく、意外なほどさっぱりとしている。小麦粉を使わず20数種類の香辛料と具で作った黒濃色のソースにビーフの旨みが溶け込み、とろけるようにやわらかいお肉と絡み合う。
■「共栄堂」詳細
住所:東京都千代田区神田神保町1-6 神保町サンビルディング B1
営業時間:11:00~20:00(L.O.19:45)
定休日:日曜(※祝日は不定休)
神保町で長年愛される元祖欧風カレー店「ボンディ」。価格帯は1,500円ほどとランチとして安くないが、満足感は非常に高い。前菜のじゃがいもも名物のひとつとして愛されている。
秘蔵のスパイスブレンドで醸す絶妙な風味と、何種類もの野菜・フルーツをたくみにすり合わせひき出したとろけるような旨味が感じられるカレーは唯一無二。一度味わったら忘れられない。
■「ボンディ」詳細
住所:東京都千代田区神田神保町2-3 神田古書センター 2F
営業時間:11:00~21:00(L.O-20:30)
定休日:年末年始
「マガリ亭」は、ランチタイムのみ間借りしたカレー専門店。おすすめは、「チキンカツカレー」だ。コクのあるカレーとからっと上がったチキンカツの相性は抜群。時間をかけて炒めた小麦粉からでる、ほのかな苦味がポイントだ。
■「マガリ亭」概要
住所:東京都千代田区神田須田町1-14
営業時間:11:30~14:00
定休日:未定
「ヨンイチカレー」のカレーは、ルーに小麦粉を使用しておらず、低糖質を実現しているので健康志向の人におすすめ。ご飯を豆腐に変更することも可能だ。糖質を制限しているため、食後“眠くなりづらい”ことも特徴で、ビジネスパーソンの午後のパフォーマンス向上に資する“機能性ランチ”にも。
■「ヨンイチカレー」概要
住所:東京都千代田区内神田3-22-5
営業時間:11:30~15:00、18:00~22:00
定休日:土・日・祝祭日
「トプカ」のカレーは、欧風カレーとインド風カレーの両方を味わうことができる。北インドの伝統的なカレーにフランス料理の要素を加え、数々のスパイスを調和して手間暇かけた一皿は、他では出会えない独特の味わいとなっている。
■「トプカ」概要
住所:東京都千代田区神田須田町1-11
営業時間:11:00~15:30、17:30~22:30(土・日・祝は11:30~18:00)
定休日:年中無休