トリー バーチ(TORY BURCH)の2021-22年秋冬コレクションが発表された。
ニューヨークの街から着想を得た今シーズン。テーラードジャケットとパンツのセットアップやロング丈のジレなどマニッシュなアイテムを中心に、トリー バーチらしいエレガントなエッセンスをプラスしたコレクションが展開された。
たとえば、チャコールグレーのセットアップには華奢なベルトを合わせ、女性らしいシルエットをさりげなく演出。ネイビーのステンカラーコートには、「ダブルTロゴ」が輝くショルダーバッグをアクセサリー感覚で合わせた。
クラシカルな花柄プリントやアーティスティックなボタンによって、フェミニンなムードを演出したアイテムも散見された。ストライプ柄を施したジャケットとワイドパンツには、裏地に可憐なフラワーモチーフをあしらいアクセントをプラス。インドのブロックプリントを思わせるジャケットには花柄のタイトスカートを合わせ、女性らしい柔らかい印象に仕上げた。
1つずつ異なるフォルムを採用したボタンは、ドレスやチョーカー、リングに登場。ゆったりとしたシルエットのロングドレスは、ショルダーからサイドにかけてボタンをセットすることでドラマチックな一着へと昇華させた。
足元を飾るのは、「ダブルTロゴ」を全面にあしらったフラットシューズやボリューミーなヒールを組み合わせたスクエアトゥのレザーシューズなど。いずれも足元に目線を誘導させるような、レッドやパープルといったポップなカラーのソックスと一緒に提案された。