ロレックス(ROLEX)は、「エクスプローラー」の新世代モデルを発表した。
ロレックスの「エクスプローラー」は、伝説的な登山家たちとの協力のもと開発された腕時計。ヒマラヤ山脈、特にその最高峰であるエベレストの実際の条件下で幾度ものテストが行われ、探検家たちのニーズにこたえる堅牢性と視認性を実現した。山頂から深い洞窟まで、また北極の凍てつく寒さから火山の灼けるような暑さまで、極限の状態を征服し、世界中の探検家たちに選ばれる時計として知られるようになった。
2021年に発表された「エクスプローラー」と「エクスプローラーⅡ」は、ロレックスのあくなき向上心の賜物といえる逸品。1953年5月にサー・エドモンド・ヒラリーとテンジン・ノルゲイが成し遂げたエベレスト初登頂を受けて同年に発表された初代モデルへのオマージュを捧げるオイスター パーペチュアル エクスプローラーの新世代モデルだ。
「エクスプローラー」で特筆すべきは、ロレックスの象徴ともいえる“ロレゾール(※1)”モデルが発表されたこと。ベゼル、リューズ、ブレスレットのセンターリンクが18ct イエローゴールド、ケースとブレスレットのサイドリンクはオイスタースチールで構成されている。また、36mmのオイスターケースは、深水100mまでの防水性能が保証され、ミドルケースは、耐蝕性に優れている。
ラッカー仕上げのブラックダイヤルには、アワーマーカーと象徴的な3、6、9の数字が配されている。アワーマーカーと針には独自の発光素材が施されており、暗闇でブルーに発光し、明るい場所ではより明るい白を発色して優れた視認性を提供する。
ムーブメントには、 時計製造技術の最先端を行く「キャリバー 3230」が搭載されている。2020年に発表されたこの機械式自動巻ムーブメントは、精度、パワーリザーブ、耐衝撃性と耐磁性、利便性と信頼性において高い性能を発揮する。パワーリザーブは約70時間。
美しく腕に添うオイスターブレスレットは、1930年代末に開発された堅牢性に優れる3列リンクを。ロレックスが特許を取得したセーフティキャッチ付オイスターロッククラスプを備えており、誤って開くことを防ぐほか、イージーリンク(エクステンションリンク)によって長さを容易に約5mm延長することができる。
(※1)ロレックスのロレゾールモデルとは?
ロレゾールモデルとは、輝きと安定性が魅力の貴金属(18ct ゴールド)と、耐蝕性に優れ、強度と信頼性で知られる金属(スチール)のコンビネーションのこと。1933年にその名が登録されて以来、ロレックスの特徴となっている。
「エクスプローラーⅡ」は、伝統に忠実でありながら、新デザインのケースとブレスレットを備えたテクニカルウォッチだ。ホワイトラッカーダイアルには、ブラックコーティングされたアワーマーカーと、ブラックラッカーの時針、分針、秒針が備えられている。また、独自の発光素材が施されたアワーマーカーと針は、暗闇でブルーに発光し、明るい場所でより明るい白を発色する。
42mmのケースは、水深100mまでの防水性能を保証。オイスタースチールの塊から製造されるミドルケースは、極めて耐蝕性に優れている。耐傷性に優れるサファイアから製造されたクリスタルには、日付の視認性を高めるため、3時位置にサイクロップレンズが搭載されている。
時計の心臓部となるのは「キャリバー 3285」。2018年に発表された、ロレックスが完全自社開発・製造したムーブメントで、「エクスプローラーⅡ」の新モデルにも搭載されることとなった。パワーリザーブは約70時間を誇り、高い精度、パワーリザーブ、耐衝撃性と耐磁性、利便性と信頼性を実現している。