1905年イギリスにて「ロレックス」創業。
ロレックスは1905年、イギリスにてハンス・ウイルスドルフが創業した時計メーカー。高級時計の代名詞的な存在でもある。革新的な機構とそれをささえる技術力で20世紀を通して、トップブランドにまで成長した。価値が下がらない、換金性の高いブランドとしても有名。
ハンス・ウイルスドルフはスイスの時計商で、設立時はハンス&デービス社という名前だった。1908年、ブランド「ロレックス」が誕生。名前の由来は「どの国の言葉でも発音しやすいように」とのこと。
1907年、スイスに移転。現在でも、本社機能及び生産の拠点はスイスのジュネーブにある。1926年、「オイスター」を発表。初めて完全防水ケースの時計を発表。その後、独自に開発を進め、自動的に日付が変わる「デイトジャスト」自動巻き機構「パーペチュアル」などの機能を発表。これらは今やロレックスの時計ではお馴染みの機能となっている。
53年、イギリスのヒラリー卿がエベレストの初登頂に成功した際に腕につけていたのが、ロレックスのオイスター・パーペチュアル。
55年日本ロレックスを設立。丸の内にサービスセンターを構える。80年代バブルに沸く日本で一気に知名度を上げる。一躍ステータスとして、時計の人気ブランドとしてロレックスが広まる。
日本のみならず、世界中でロレックスが普及したのは技術力だけではなくマーケティングに優れていたからと言われている。文化人など著名人を起用した積極的なキャンペーン広告はユニークで高く評価され、一気に知名度を上げる。
オイスターケースは防水機能だけではなく防塵機能も評価され、砂漠の多いアラブ世界でも好評。多くのアラブの王族を顧客についている。
原作でロレックスを身に着けているため、初代ジェームズボンド、ショーンコネリーはロレックスの時計「サブマリーナ」を身に着けている。
ディフュージョンラインに「チューダー(チュードル)」がある。