1874年、スイスにて創業。
ピアジェ(Piaget)はスイスの高級宝飾時計、ジュエリーのブランド。
1874年、時計師のジョルジュ・エドワール・ピアジェ(Georges-Edouard Piaget)がジュラ山脈のラ・コート・オ・フェ(La Côte-aux-Fées)に時計工房を創業。創業以来、主にムーブメントの生産を行う。精密な機械に有名時計ブランドからの注文が増え、ブランドは急成長する。
1940年、ピアジェの名称を商標登録、以後、時計には「Piaget」の名前が刻まれ、ムーブメントの製作会社から時計ブランドとしてのピアジェがスタートする。59年、初のショップをオープン。
50年代には薄型のエクストラフラット・ムーブメントがギネスブックに登録される。これに代表されるようにピアジェの技術は時計の小型化に大きく貢献。60年代には世界で最も薄いキャリバー12Pを開発。これは厚さが2.3mmの自動巻きムーブメントで、デザイン面での可能性を大きく広げた。
ピアジェは、世界に先駆けて、文字盤にターコイズ、オニキスなどのセミ・プレシャスストーン(半貴石)を用いたジュエリーウォッチコレクションを発表。時計の技術だけではなく、時計のデザイン、クリエイティブな面でもセンセーションを巻き起こす。
人気のラインは「アルティプラノ」「ライムライト」「ピアジェ・ポロ」など。
現在、カルティエ、ボーム&メルシエ、ヴァシュロン・コンスタンタン、モンブランなどを傘下に抱えるリシュモンのグループに属する。