メグミウラ ワードローブ(MEGMIURA WARDROBE)の2022年春夏コレクションが、2021年8月31日(火)に発表された。
メグミウラ ワードローブは、“羽織るだけで、360度美しいコート”をコンセプトにしたアウターブランド。エイジレス、ジェンダーレス、ボディポジティブをキーワードに、スタンダードを再構築し、新たなシルエットのアウターを提案している。2021年秋冬シーズンのリブランディングを経て、2シーズン目にあたる今季は、メグミウラ ワードローブにとっての“春夏の基礎”を作り上げることに注力したという。
ベースにあるのは、リラクシングなシルエット。ふっくらとしたパフスリーブのミリタリー調ジャケットやオフショルダーのダブルコート、裾に向かって緩やかに広がっていくAラインのモッズコート風アウターなど、年齢・性別・体型を問わず羽織ることができるゆったりとしたフォルムのピースが揃う。
生地をたっぷりと使ったアウターは、ともすれば重々しいルックスになりがちだが、春夏らしいアクティブで軽快なムードも印象的。軽やかな雰囲気を演出するのに一役買っているのが、これまでにも用いてきたボンディングのテクニックを進化させたメインテキスタイルだ。表側に爽やかな麻を、裏側に防風フィルムをボンディングすることで、麻のさらりとした風合いとアウターとしての機能性を両立させた。
カラーは、ナチュラルな麻色、海を連想させるターコイズ、夏に咲く鮮やかな花の色など、天然の色目からインスピレーションを得たもの。自然の色を採取したカラーは鮮やかな色味であっても、あらゆるものを包み込む穏やかさをはらんでいるようだ。そんなやさしさにあふれたカラーパレットに、カラーブロックの配色や、存在感を放つストライプ模様が、軽快なリズムをもたらしている。