2013年10月18日(金)公開の映画「ダイアナ(Diana)」。交通事故によって36歳という若さで死を遂げたダイアナ妃の、スリリングな人生を描いたストーリーはもちろんのこと、彼女が愛したデザイナーたちによる衣装も話題を集めている。
生前、チャリティ活動に大きな熱を注いでいたダイアナ妃。映画でもその様子が描かれている。シドニーで行われた、ヴィクター・チャン記念病院のチャリティーイベントに出席するシーンで着用しているドレスは、ヴェルサーチ(VERSACE)、イヤリングとウォッチはショパール(Chopard)のもの。当時を再現したというワンショルダーのドレスは、ブルーにきらめく上質な光沢感が美しい。
支援活動中のカジュアルな服装は、ラルフローレン(Ralph Lauren)、トッズ(TOD'S)、イエーガー(JAEGER)によって再現された。シンプルなノースリーブシャツはイエーガー、モカシンやブラウンのDバッグはトッズ。ちなみに、息子であるウィリアム王子の妻・キャサリン妃が現在愛用しているバッグも、トッズのDバッグだという。
ファッションアイコンとして、リアーナら現代のセレブリティをはじめ、世間に多大な影響を与えたダイアナ。物語の中の何気ない1コマにさえ、彼女のファッションへのこだわりが溢れているはずだ。
【作品情報】
ダイアナ(Diana)
監督:オリヴァー・ヒルシュビーゲル
脚本:スティーヴン・ジェフリーズ
製作:ロバート・バーンスタイン、ダグラス・レイ
キャスト:ナオミ・ワッツ
ナヴィーン・アンドリュース、ダグラス・ホッジ、ジェラル、ディン・ジェームズ、チャールズ・エドワーズ、キャス・アンヴァー、ジュリエット・スティーヴンソン
時間:113分
製作国:イギリス
配給:ギャガ
劇場公開日:2013年10月18日(金)
■ストーリー
1997年8月31日、交通事故で36年の人生を閉じた、元英国皇太子妃ダイアナ。20歳のロイヤルウェディング、ふたりの王子の出産を経て、幸せの絶頂を迎えるはずが、夫の不倫、王室との確執、マスコミとの攻防に傷つき疲れ果て、離婚。シンデレラストーリーは終わりを告げた。絶望を抱えた日々―そんな時出逢ったのが人の命を救うことに全てを捧げる心臓外科医のハスナット・カーンだった。彼に支えられ初めて自分の人生を歩み始めるのだが....。
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