レ・コパン(Les Copains)の2014年春夏コレクション。今シーズンは、モンドリアンに影響を受け、シルエット、色合い、素材などバランスの取れたワードローブを提案する。
オフホワイト、ブラック、ライトベージュといった落ち着いたトーンに、時折見られるオレンジが、明るい表情をプラス。絵画を思わせる黒の模様も、フェミニンなコーディネートのアクセントに。
エレガントでありながら、コレクションは楽しげな要素も漂わせる。画家ジョージア・オキーフの作品からインスパイアされた、大きな赤いケシの花はニットウェアで表現。小花の刺繍は、軽やかなオーガンザのペチコートに散りばめられ、大きなフローラルプリントと調和する。
ニットウェア製品の熟練の技術により、アイテム一つひとつが、クチュールのような仕上がりに。ざっくりとしたアシンメトリーなトップス、ローゲージのVネック、繊細な薄手ニットなど、様々な表情を見せるニットは、どれも上品な印象を残している。