フロックコートとは、18世紀、19世紀末~20世紀初頭に着用されていたコート。後に昼の正礼装で着用された。ダブル前、4つまたは6つボタン、膝丈が特徴。結婚式でよく着られる。現在ではあまり着用されず、モーニングコートの方が一般的。 英国では「フロックコート」だが、英国のエドワード皇太子(1816~1861)が米国訪れた際着用したことから米国では「プリンス・アルバート」と呼ばれている。