「ブルックス ブラザーズ展 -アメリカンスタイルの200年、革新の2世紀-」が、東京・新宿の文化学園服飾博物館にて開催される。会期は2018年10月5日(金)から11月30日(金)まで。
アメリカ建国から間もない1818年、ニューヨークで開業した小さな紳士用品店に端を発するブルックス ブラザーズ(Brooks Brothers)。1849年にはアメリカ初の既製服を発売し、その後もボタンダウンのシャツや、No.1サックスーツを発表するするなど、アメリカンクラシックスタイルの礎を築いた。
歴代アメリカ大統領45人のうち、40人が着用していることも有名。その人気はアメリカにとどまることなく、世界中のスターや企業のエグゼクティブ、著名なクリエイターなどに、多くのファンが存在する。
「ブルックス ブラザーズ展 -アメリカンスタイルの200年、革新の2世紀-」は、イタリア・フィレンツェ、アメリカ・ニューヨークと世界をめぐり、日本の東京が最後の場所となる。
会場には、リンカーン大統領のフロックコートのレプリカ、ルーズベルト大統領がヤルタ会談の際に着用したケープなど歴史的に貴重なアイテムを会して、来場者を迎える。なかには、日本に現存する最古のブルックス ブラザーズ製品として、小村寿太郎のフロックコートとベストも登場。これは、小村がポーツマス条約を締結するため渡米した年に、ニューヨークの本店でオーダーメイドしたものだ。
映画「華麗なるギャツビー」でレオナルド・ディカプリオ、トビー・マグワイアら男性キャストが着用した衣装も展示。デザイナー、ザック・ポーゼンがクリエイティブ・ディレクションを務めるウィメンズアイテムなども揃い、展示会場に洗練されたムードを漂わせる。
見どころはそれだけでなく、ブルックス ブラザーズを愛する著名人らによるインタビュー上映や村上春樹がブルックス ブラザーズのために書き下ろした新作エッセイ展示なども。そのほか、ブルックス ブラザーズ創業当初の台帳の展示など、およそ200年にわたるアメリカンファッションの歴史を紐解いていく。
アメリカの象徴であり続けるブルックス ブラザーズの世界観と共に、2世紀にわたるアメリカンファッションの変遷に迫る、トラッドファン・アイビーファン垂涎の展覧会だ。
会場限定のグッズとしてモレスキンとのコラボレーションによるノートを発売する。洗練されたネイビーカラーのカバーに、ほんのりレトロな見開きのオフホワイトのページは、ブルックス ブラザーズの歩んできた歴史を感じさせるようなデザインだ。
【詳細】
「ブルックス ブラザーズ展 -アメリカンスタイルの200年、革新の2世紀-」
会期:2018年10月5日(金)~11月30日(金)
休館日:日曜日、祝日 ※11月3日(土)・4日(日)は開館、11月5日(月)・6日(火)は閉館
開館時間:10:00~16:30 ※入館は閉館の30分前まで。※10月12日、11月16日は19:00まで開館
会場:文化学園服飾博物館
住所:東京都渋谷区代々木3-22-7 新宿文化クイントビル
入館料:一般 500円、大学・専門学校・高校生 300円、小中学生 200円
主催:株式会社ブルックス ブラザーズ ジャパン、学校法人 文化学園服飾博物館
【問い合わせ先】
ブルックス ブラザーズ ジャパン
TEL:0120-185-718