展覧会「どうしてなんだか似てる服」が、東京の文化学園服飾博物館にて、2025年4月3日(木)から6月21日(土)まで開催される。
世界各地の衣服には、地理的には離れているにもかかわらず、文化や国を超えて、形や模様が似ている例を見出すことができる。展覧会「どうしてなんだか似てる服」では、文化学園服飾博物館の所蔵品のなかから約30か国の服や染織品を取り上げ、形や模様の類似性に着目して紹介する。
形の類似に着目する「かたちが似てる」では、ギリシャの男性用衣装と中国の女性用衣装、日本の法被とパレスチナ地域のドレス、韓国やオランダの木靴などを、比較しつつ紹介。一方、模様に光をあてる「もようが似てる」では、フランスのイブニング・ドレスとミャンマーの腰衣、日本の男児羽織とトルクメニスタンの男児上衣などを比べつつ展示する。
会場では、形や模様が似た衣服を見比べることで、共通性や理由、互いの地域の影響など、人々が衣服に込めた想いや意味を探ってゆく。
展覧会「どうしてなんだか似てる服」
会期:2025年4月3日(木)~6月21日(土)
会場:文化学園服飾博物館
住所:東京都渋谷区代々木3-22-7 新宿文化クイントビル 1F
開館時間:月~金曜日 10:00~16:30、土曜日 10:00〜15:00
※4月25日(金)、6月13日(金)は19:00閉館、4月19日(土)、5月31日(土)は16:30閉館
※入館はいずれも閉館30分前まで
休館日:日曜日、祝日、振替休日
※4月6日(日)、5月25日(日)、6月15日(日)は15:00まで開館
入館料:一般 1,000円(800円)、学生 500円(400円)、小学生以下 無料
※( )内は20名以上の団体料金
※障がい者および付添者1名は無料
【問い合わせ先】
文化学園服飾博物館
TEL:03-3299-2387