ミラン ヴィクミロビッチ(Milan Vukmirovic)は1970年、フランス生まれ。ユーゴスラビア系の家庭に生まれる。雑誌「ジャルダン・デ・モード」、日本にて「マツダ」のモデル。クリスチャン ラクロワのアシスタント、エリック・ベルジェールのアシスタント、エマニュエル・フークスにてデザインを担当するなど様々な経験を積む。
エマニュエル・フークスではコレットと出会い、1997年、彼らはセレクトショップ「コレット」をオープンする。コレットではクリエイティブ・ディレクターとバイヤーを担当した。ヴィクミロビッチの手腕もあり、コレットはパリでも有数のセレクトショップにまで成長する。
2000年、当時、トム フォードが活躍していたグッチにてデザイン・ディレクターに就任。しかし、世界的なブランドからのオファーを受け、すぐにブランドを離れることになる。
2001年秋冬シーズンからジル サンダーのデザイナーに就任。同ブランドは、99年、プラダに買収された後、ブランドの運営を巡ってジル・サンダー本人が辞任、その後はデザインチームがコレクションを手がけていたため、ジルの後継としては始めてのデザイナーであった。ジル サンダーでは、2003年秋冬までデザインを担当。
2008年、トラサルディの新ブランド「Trussardi 1911」のデザイナーに就任。