インスタント・ジュエル(INSTANT JEWEL)は、2014年10月、日本に誕生。現在はブランド活動を終了している可能性が高い。
日本を支える高い工業技術とファッションを、デザインで融合させた新しいアクセサリーブランド。デザイナーは、stagio inc代表の大友 学(Gaku Otomo)と小澤 真奈(Mana Ozawa)が務める。
それぞれのシリーズは、工業生産=マシンメイドで作ることを前提にデザインされており、豊かな色彩や質感、異素材にまたがる多様なバリエーションなど、その一つひとつがハンドメイドでは味わえない面白みに溢れている。
また、シリーズによって色や形・長さなどを手軽にアレンジできるよう設計されており、その自由度の高いカスタマイズ性が最大の魅力である。
シリーズ
【チェーン-チェーン(CHAIN-CHAIN)】
1コマごとに成形されたチェーンをつなげることで、長さと色、質 感の組み合わせを自由に楽しめるシリーズ。
【フローリスト(FLORIST)】3種類の小さな花を、柔軟なシリコンラバーの ベースにスナップフィット。ブレスレットを複数本つなげるとネッ クレスになるなど、用途や好みに応じて長さのアレンジが可能。
【チェックメイト(CHECKMATE)】イヤリング(ピアス)はチェスの駒をモ チーフに。「ナイト」を模した馬のみのパーツがチャームポイント。
【ノット(KNOT)】
柔らかい素材と硬い素材を成形時に融合させる製法「2色成形」を用いて、プラスチックの「結び目」を表現。透明と不透明、グロスとマットの質感の違いが、コントラストをより際立たせる。結び目を調整することで、径のアジャストが可能。
【プラモ(PLAMO)】
プレートからパキッと外して、ピアスやイヤリング、ネックレスのヘッドとして自由に楽しめる。
【ディクショナリーズ(Dictionaries)】
バネ性のある金属線をアルファベットの形に仕上げたアイテム。つなぎ合わせると単語を作ることが可能。アタッチパーツを利用して、ピアスやイヤリング、ネックレス、ピンバッチとしても楽しめる。
また、インスタント・ジュエルのブランドディレクションを手掛けたのは、東京・渋谷のセレクトショップ「DESPERADO(デスぺラード)」ディレクター、泉英一。ドリス ヴァン ノッテン、ルメールのクリストフ・ルメール、マーク・ジェイコブスなどファッション業界で若いデザイナーの才能をいち早く発掘する事で有名なカリスマバイヤーとして有名だ。